みと【水戸】
茨城県中部の市。県庁所在地。那珂(なか)川下流にあり、中世は佐竹氏の、江戸時代は徳川御三家の一つ水戸家の城下町。偕楽園・弘道館などの史跡がある。人口26.9万(2010)。水府。
み‐と【水門/水戸】
1 水量調節のため水の取り入れ口に設ける門。すいもん。 2 水の出入り口。内海と外海の境をなしている狭いところ。また、大河の河口。みなと。「この—をわたりぬ」〈土佐〉
みと‐かいどう【水戸街道】
江戸時代、江戸から松戸を経て水戸に至る街道。現在の国道6号の一部にあたる。水戸道中。
みと‐がく【水戸学】
江戸時代、水戸藩主徳川光圀(とくがわみつくに)の「大日本史」編纂(へんさん)に端を発し、同藩で興隆した学派。儒学思想を中心に、国学・史学・神道を結合させたもの。皇室の尊厳を説き、幕末の尊王攘夷(...
みと‐け【水戸家】
徳川御三家の一。徳川家康の第11子頼房を祖とする。常陸(ひたち)国水戸に居城を置き、初め25万石、のち35万石となった。水戸徳川家。
みと‐し【水戸市】
⇒水戸
みと‐じょう【水戸城】
茨城県中央部、水戸市にあった平山城。建久年間(1190〜1198)に馬場資幹(すけもと)が築城したといわれる。天正18年(1590)に佐竹氏の居城となり、関ヶ原の戦いの後は徳川御三家の一つ水戸家...
みととくがわ‐け【水戸徳川家】
⇒水戸家
みと‐ホーリーホック【水戸ホーリーホック】
日本プロサッカーリーグのクラブチームの一。ホームタウンは水戸市ほか9市4町1村。平成6年(1994)創設の地元のクラブチームが、平成9年(1997)に土浦市の実業団チームと合併して改称。平成12...
みと‐ぼり【水戸彫】
彫金の一派。元禄(1688〜1704)のころ、常陸(ひたち)国水戸の彫金工明石与太夫を祖とする。高肉彫りであったが、のちは魚子(ななこ)を特色とする。