よう‐にん【用人】
1 江戸時代、幕府・大名・旗本家にあって、金銭の出納や雑事などの家政をつかさどった者。将軍家では側用人(そばようにん)といった。 2 役に立つ人。働きのある有用な人。「是(これ)に過ぎたる御—あ...
ようふう‐が【洋風画】
桃山時代・江戸時代に西洋画の影響を受けて描かれた絵画。
ようめい‐がく【陽明学】
中国、明の王陽明が唱えた儒学説。形骸化した朱子学の批判から出発し、時代に適応した実践倫理を説いた。心即理(しんそくり)・知行合一(ちこうごういつ)・致良知(ちりょうち)の説を主要な思想とする。日...
ようめいがく‐は【陽明学派】
江戸時代、朱子学派・古学派に対抗して陽明学を信奉した学者の総称。中江藤樹・熊沢蕃山・佐藤一斎・大塩平八郎ら。
よこかわ【横川】
群馬県安中市の地名。江戸時代は中山道松井田宿と坂本宿との間の宿駅。碓氷関跡がある。信越本線が長野方面へ通じていたが、長野新幹線開通に伴い信越本線は横川止まりとなった。
よこ‐ひょうご【横兵庫】
女性の髪形で、兵庫髷(わげ)の髷を片側に倒した形から、のち髷を左右につくり、大きく張らせたもの。江戸時代の遊女が結った。
よこやま‐しんとう【横山神道】
神道の一流派。江戸時代、神道学者横山当栄(当永)が唱道。
よ‐ざ【四座】
1 室町時代、大和猿楽の4団体。結崎(ゆうざき)(観世)・外山(とび)(宝生(ほうしょう))・坂戸(さかど)(金剛)・円満井(えんまんい)(金春(こんぱる))の四つの座。江戸時代には喜多流を加え...
よしざき‐ごぼう【吉崎御坊】
福井県あわら市にある真宗大谷派(東本願寺)と浄土真宗本願寺派(西本願寺)の別院。文明3年(1471)朝倉孝景の寄進で蓮如が創建。北陸布教の根拠地となったが、のち焼かれ、江戸時代に両派がそれぞれ堂...
よしだ【吉田】
愛知県豊橋市の旧称。江戸時代の東海道五十三次の宿駅。→豊橋