か‐せん【河川】
地表をほぼ一定の流路をもって流れ、湖や海に注ぐ水の流れ。大小のかわ。「一級—」
かせん‐こうがく【河川工学】
河川の性状、およびその保全・活用の技術や方法を研究対象とする学問。
かせん‐しき【河川敷】
河道と堤防をあわせた区域。河川法によって定められ、河川の一部とみなされ、増水時に達する川幅の最大限をとっている。かせんじき。
かせん‐しつめいしょう【河川失明症】
⇒オンコセルカ症
かせん‐すいうんぎょう【河川水運業】
主として河川において、船舶によって旅客や貨物の運送を行う事業。内陸水運業の一つ。
かせん‐ほう【河川法】
洪水・高潮などの災害の発生を防止し、河川の適正な利用、流水の正常な機能を維持するため、河川の管理・工事・使用制限・費用負担などを定めた法律。昭和40年(1965)4月1日から施行。
かせん‐もうもくしょう【河川盲目症】
⇒オンコセルカ症
かせんろく【河羨録】
江戸中期の釣りの解説書。3巻。津軽采女正(つがるうねめのしょう)著。享保8年(1723)成立。江戸前の釣りについて述べたもの。何羨録(かせんろく)。
かっぱ【河童】
《「かわわっぱ」の音変化》 1 水陸両生の想像上の動物。身の丈1メートル内外で、口先がとがり、頭上に皿とよばれるくぼみがあって少量の水を蓄える。背中には甲羅がある。人や他の動物を水中に引き入れて...
かっぱ【河童】
芥川竜之介の小説。昭和2年(1927)発表。河童の国を見たと信じる精神病患者の妄想を借りて、社会や作者自身を辛辣に戯画化した作品。