ほっ‐すう【法数】
仏教の教義を、数によって分類・解説したもの。四諦(したい)・六波羅蜜(ろくはらみつ)・十二因縁など。
ほっ‐そう【法相】
仏語。 1 一切の存在の差別(しゃべつ)の姿。万象のありさま。 2 「法相宗」の略。
ほっそう‐しゅう【法相宗】
中国十三宗・日本南都六宗の一。瑜伽師地論(ゆがしじろん)・成唯識論(じょうゆいしきろん)などを根本典籍とし、万有は識すなわち心の働きによるものとして、存在するものの相を究明する宗派。玄奘(げんじ...
ほう‐たい【法体】
⇒ほったい(法体)
ほっ‐たい【法体】
仏語。 1 法の本体。宇宙万物の実体。 2 浄土教で、阿弥陀の名号や念仏のこと。 3 僧侶の姿になること。また、その姿。僧体。
ほったい‐しょうぞく【法体装束】
僧侶の装束。僧服。
ほったい‐の‐たき【法体の滝】
秋田県南西部、山形県境近くにある滝。鳥海山の東麓を流れる子吉川の上流にある。落差57.4メートル、長さ100メートル。県の名勝・天然記念物に指定されている。鳥海国定公園に属し、夏はキャンプ地とし...
ほ‐ら【法螺】
[名] 1 「法螺貝」の略。 2 大げさに言うこと。でたらめを言うこと。また、その話。 [形動ナリ]利益が意外に多いさま。「これを思ふに、—なる金銀まうくる故なり」〈浮・永代蔵・四〉
ほら‐がい【法螺貝/吹螺/梭尾螺】
1 フジツガイ科の巻き貝。日本産の巻き貝では最大で、殻高30センチ以上になる。貝殻は紡錘形で厚く、殻口が広い。表面は黄褐色の地に黒褐色などの半月斑が並び、光沢がある。ヒトデ類を餌とする。紀伊半島...
ほらだんしゃく【法螺男爵】
冒険心に富み話術に長けた実在の人物、ミュンヒハウゼン男爵の体験談を元にした冒険譚「法螺吹き男爵の冒険」の主人公。1785年、ドイツ人E=ラスペが民間伝承の17編を集成して英語で出版。翌年、A=ビ...