うん‐かい【雲海】
1 高山の山頂や飛行機から見下ろしたときに、一面に広がって海のように見える雲の上面。《季 夏》「—や太き幹ほど濡れて立つ/楸邨」 2 雲がはるかに見える、果てしない海原。「—沈々として、青天既に...
えん‐かい【沿海】
1 海に沿った陸地。うみぞい。 2 海の、陸地に沿った辺り。
えん‐かい【縁海】
大陸の外縁にあって、列島や半島で不完全に外海の大洋から区画されている海。日本海・ベーリング海など。付属海の一種。
えん‐かい【遠海】
陸地から遠く隔たっている海。⇔近海。
えんがん‐かい【沿岸海】
国の領土の海岸線に沿う一定範囲の海。領海の一部で、その国の主権に属する。沿岸領海。→領海
えんよう‐こうかい【遠洋航海】
遠く陸地を離れた大海を航海すること。
エーゲ‐かい【エーゲ海】
《Aegean Sea》地中海東部の海域。ギリシャ本土およびクレタ島とトルコに囲まれ、多くの島が散在する。多島海。
おうみ【近江/淡海】
《「あわうみ(淡海)」の音変化。淡水湖の琵琶湖があるところから》旧国名の一。現在の滋賀県にあたる。江州(ごうしゅう)。「近江」の文字は浜名湖のある遠江(遠つ淡海)に対して近江(近つ淡海)と称したもの。
おうみ‐の‐うみ【近江の海/淡海の海】
琵琶湖の古称。おうみのみ。[歌枕]「—夕波千鳥汝が鳴けば心もしのに古(いにしへ)思ほゆ」〈万・二六六〉
おお‐うみ【大海】
1 広大な海。たいかい。 2 「海賦(かいぶ)」に同じ。「—の摺裳(すりも)」〈紫式部日記〉