たく【沢〔澤〕】
[常用漢字] [音]タク(漢) [訓]さわ 〈タク〉 1 湿地。さわ。「沢畔/山沢・沼沢・藪沢(そうたく)」 2 物が豊かにあること。うるおい。「沢山/潤沢・贅沢(ぜいたく)」 3 人に施す恵...
たこ‐の‐あし【蛸の足】
タコノアシ科の多年草。湿地に生える。高さ約70センチ。茎はまっすぐに伸びて、先のとがった細い葉をつける。夏、茎の先に黄白色の小花を多数つけ、蛸の足状に見える。沢紫苑(さわしおん)。
た‐しぎ【田鷸】
シギ科の鳥。全長27センチくらい、茶褐色で斑紋があり、くちばしはまっすぐで長い。日本では旅鳥か冬鳥で、水田や湿地・河原などでみられる。《季 秋》
たぬき‐あやめ【狸菖蒲】
タヌキアヤメ科の多年草。九州南部、沖縄の水湿地に自生し、高さ0.5〜1メートル。葉はアヤメに似て線形で基部は茎を包む。8〜10月ごろ、褐色の毛を密生した穂に黄色い花をつける。
たぬき‐らん【狸蘭】
カヤツリグサ科の多年草。亜高山帯の湿地に自生し、高さ約60センチ。葉は広い線形。夏、楕円形で紫褐色の大きい穂を垂れ、狸の尾を思わせる。
たまがわ‐ほととぎす【玉川杜鵑】
ユリ科の多年草。山地の湿地に生え、高さ30〜50センチ。葉は楕円形で、基部が茎を抱く。夏、紫色の点のある黄色い花を開く。名は京都府の井手の玉川にちなむ。
タランギレ‐こくりつこうえん【タランギレ国立公園】
《Tarangire National Park》タンザニア北東部にある国立公園。アルーシャの南東約120キロメートルに位置する。面積約2600平方キロメートル。元はクロサイの保護区として設置さ...
たん‐ちょう【丹頂】
ツル科の鳥。全長約1.4メートル、全身白色で、頭頂は裸出して赤く、くびと翼の次列および三列風切り羽が黒い。アジア北東部に分布。北海道の湿地には周年生息する。特別天然記念物。丹頂鶴。
ダリエン‐ちきょう【ダリエン地峡】
《Istmo de Darién》パナマ東端部にある地峡。カリブ海側のダリエン湾と、太平洋側のパナマ湾の支湾サンミゲル湾に挟まれる。低湿地と熱帯雨林に覆われた未開発地域が広がる。
ちご‐ざさ【稚児笹】
イネ科の多年草。湿地に群生し、高さ約40センチ。葉は狭針形。初夏、小球状の緑紫色の小穂を円錐状につける。しまざさ。