ゆうそう‐どうぶつ【有爪動物】
動物界の一門。環形動物から節足動物に進化する中間に位置するとされる。体は円筒状で、体長約10センチ。神経節・腎管が体節的に並び、対をなす多数の脚の先に鉤(かぎ)状の爪がある。熱帯・亜熱帯の森林内...
ゆうび‐るい【有尾類】
有尾目の両生類の総称。原則として四肢があり、尾は変態後も消失せず、一生ある。淡水または湿地で生活し、幼生はえら呼吸、成体はえらまたは肺で呼吸する。耳に鼓室はない。サンショウウオ・オオサンショウウ...
よし‐が‐だいら【芳ヶ平】
群馬県北西部にある高層湿原。ワタスゲ・ヒオウギアヤメなどの高山植物が自生する。平成27年(2015)、周辺の湿地群とともにラムサール条約に登録された。
ラキウラ‐こくりつこうえん【ラキウラ国立公園】
《Rakiura National Park》ニュージーランド南島の南方に浮かぶスチュアート島の大半を占める国立公園。面積2000平方キロメートル。2002年に設立。海岸沿いは緑豊かな多雨林に覆...
ラムサール【Rāmsar】
イラン北部、マーザンダラーン州の都市。カスピ海に面する。古くから避暑地として知られ、パフラビー1世が建てた宮殿(現在は博物館)がある。湿地保全に関する国際条約、通称ラムサール条約の締結の地として...
ラムサール‐じょうやく【ラムサール条約】
イランのラムサール(Rāmsar)で、1971年に採択された国際条約「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」の通称。広く水辺の自然生態系を保全することを目的とする。登録対象となる...
リオ‐ドゥルセ【Rio Dulce】
グアテマラ東部の町。イサバル湖の北東端、ドゥルセ川への流出口に位置する。カリブ海側の町リビングストンに至るドゥルセ川沿いには低湿地や熱帯林が広がり、国立公園や生物保護区に指定されている。近郊に海...
リオプラタノ‐せいぶつけんほごく【リオプラタノ生物圏保護区】
《Reserva de la Biosfera de Río Plátano》中央アメリカ、ホンジュラス東部にある自然保護区。カリブ海沿岸のプラタノ川流域を含む。熱帯雨林とマングローブの湿地帯が...
リトルケイマン‐とう【リトルケイマン島】
《Little Cayman》カリブ海北西部、英国の海外領土であるケイマン諸島を構成する島の一。主島グランドケイマン島の北東約110キロメートルに位置する。東西に細長く、サンゴ礁に囲まれ、大部分...
りゅうきん‐か【立金花】
キンポウゲ科の多年草。沼地や湿地に生え、高さ約60センチ。根元から長い柄のある腎臓形の葉が出る。4〜7月、直立する茎の先に、黄色い花びら状の萼(がく)をもつ花を開く。