注ぐ／灌ぐ（そそぐ）とは？意味・読み方・使い方

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意味
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そそ・ぐ【注ぐ／^×灌ぐ】
の解説

［動ガ五（四）］《室町時代ごろまで「そそく」》

１
1. ㋐流れ入る。流れ込む。「淀川は大阪湾に—・ぐ」
2. ㋑雨や雪などがとぎれなく降りかかる。「雨が—・ぐ」「降り—・ぐ」

２
1. ㋐流し入れる。また、容器に水などをつぐ。「田に水を—・ぐ」「茶碗に酒を—・ぐ」
2. ㋑涙を流す。「熱い涙を—・ぐ」
3. ㋒水などを上からかける。ふりかける。「盆栽に水を—・ぐ」
4. ㋓もっぱら、その方へ向ける。一つことに集中する。「心血を—・ぐ」「視線を—・ぐ」「全力を—・ぐ」

[可能]そそげる

類語

関連語

下接句

出典：デジタル大辞泉（小学館）

注ぐの例文(30)

出典：青空文庫

･･･赤子の口へ乏しい乳を注ぐ度に、必ず東京を立ち退いた晩がはっきりと･･･芥川竜之介「捨児」
･･･は、がばがばと手酌で注ぐ。「ほほほほ、そのせいだか、精進男で、慈･･･泉鏡花「古狢」
･･･をきるもの菜種に肥を注ぐもの、田園ようやく多事の時である。近き畑･･･伊藤左千夫「春の潮」

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