出典:gooニュース
183人が眠る海底の炭鉱、潜水調査では遺骨見つからず次回に望み…「人が働いていた痕跡は見つけた」
海底に延びる坑道の天井が崩れて海水が流れ込み、炭鉱は水没した。犠牲者の7割超は坑内作業に従事していた朝鮮半島出身者。日本人を合わせた犠牲者183人の遺骨は今も見つかっていない。
山口・長生炭鉱、潜水調査3日間で遺骨見つからず 4月に3回目調査
戦時中の1942年に落盤による大規模な水没事故があった山口県宇部市の海底炭鉱「長生(ちょうせい)炭鉱」で、残されたままの犠牲者183人の遺骨の収容に向け、地元の市民団体が実施した3日間の潜水調査が2日、終了した。遺骨や遺品は見つからなかった。今回の調査で分かった坑道内の状況を踏まえ、市民団体は4月に3回目の潜水調査を計画するとともに、国による調査や遺骨収容を改めて求める。
遺骨見つからず3日間の調査終了 長生炭鉱の遺骨収集に向けた潜水調査 4月には韓国ダイバーも参加予定 山口・宇部
戦時中、山口県宇部市の海底炭鉱が水没した事故で、犠牲になった労働者の遺骨を見つけ出そうと、3日間にわたり行われていた潜水調査が2日、終わりました。宇部市の海底にあった長生炭鉱は、太平洋戦争中に天井が落盤し、水没しました。朝鮮半島出身者136人を含む183人が犠牲になり、今も炭鉱の中に取り残されたままです。
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