お‐せん【御煎】
「おせんべい」を略していう語。煎餅のこと。「—にキャラメル」
こうけ‐きもいり【高家肝煎】
江戸幕府の高家のうち、三人で月番をつとめ、職務を主宰したもの。従四位下侍従に任じられ、正四位上少将にまでのぼった。
こう‐せん【香煎】
1 麦焦がしの別名。 2 焦がしに紫蘇(しそ)と山椒(さんしょう)の実、陳皮(ちんぴ)などの粉末を加えたもの。湯を注いで飲む。 3 茶会の待合や祝儀の席でお茶代わりにする、紫蘇や山椒の実、陳皮の...
しぶ‐せん【渋煎】
糊(のり)に柿渋をまぜて煮ること。また、その糊。
じおう‐せん【地黄煎】
1 地黄を煎じたもの。補血強壮薬とする。 2 地黄を煎じた汁を入れて練った飴(あめ)。くだり飴。
せん【煎】
[常用漢字] [音]セン(呉)(漢) [訓]いる 1 水分がなくなるまで熱する。「煎餅(せんべい)/香煎・焙煎(ばいせん)」 2 煮出す。「煎茶・煎薬」 [難読]煎海鼠(いりこ)
はぜ【粶/爆米/葩煎】
もち米を煎(い)ってはぜさせたもの。江戸時代、年賀の客に出したり蓬莱台(ほうらいだい)の下に敷いたりした。また、雛の節句の菓子ともした。《季 新年》
ばい‐せん【焙煎】
[名](スル)コーヒー豆などを焙(ほう)じて煎(い)ること。「生豆(きまめ)を浅く—する」「炭火—」
み‐せん【味煎】
甘葛(あまずら)の葉やつるの汁を煮詰めた甘味料。甘葛煎(あまずらせん)。
ゆ‐せん【湯煎】
[名](スル)物を容器に入れ、容器ごと湯の中で間接的に熱すること。