かたやま‐かげ【片山陰】
山の片側で陰になった所。また、へんぴな山陰。「うちなびき春さりくればひさぎ生ふる—に鶯ぞ鳴く」〈金槐集〉
かた‐ろうか【片廊下】
建物の片側に通して部屋や住戸を並べた廊下。集合住宅などにみられる。
カルス【callus】
1 植物体が傷を受けたときに、傷口をふさぐために増殖する組織。傷ホルモンの刺激によって形成される。癒傷(ゆしょう)組織。仮皮。 2 植物の篩板(しばん)の両側または片側に形成される物質。セルロー...
がんめん‐しんけいまひ【顔面神経麻痺】
顔面神経の麻痺。脳内の病変による中枢性のものでは顔の下半部に、外傷や耳の疾患などで神経線維が障害されて起こる末梢性のものでは片側に麻痺がみられる。
キープ‐レフト
《(和)keep+left》左側通行の道路で、道路の左側に寄って車両を運転するという原則。また、片側2車線以上の道路では右車線を追い越し車線とし、通常は左側の車線を走るという原則。 [補説]英語...
グランサンベルナール‐トンネル【Tunnel du Grand Saint-Bernard】
イタリア・スイス国境をなすグランサンベルナール峠を通るトンネル。ワリスアルプス西部を貫く。全長5798メートル。1958年に建設が始まり、1964年に開通。片側1車線対面交通方式。大サンベルナー...
けい‐どう【傾動】
[名](スル) 1 他の働きかけによって考えがぐらつくこと。また、他に働きかけて動かすこと。「公衆に演説し、以て輿論(よろん)を—する」〈東海散士・佳人之奇遇〉 2 断層運動によって地塊の片側が...
こうそく‐しゃせん【高速車線】
片側に2車線以上ある道路で、車線によって異なる最高速度の制限が行われている場合、高いほうの最高速度を指定されている車線。
こうとう‐しんけいつう【後頭神経痛】
片側の後頭部から耳の後ろにかけて、頭皮に電気が走るような痛みが繰り返し起こる、神経痛。毛髪に触れることで誘発される。
こみ‐ざん【繁桟/込み桟】
戸や板などを補強するために、その片側に桟をたくさん打ちつけること。また、そのもの。「心細けき—の、門の枢戸(くぐりど)押し開くる」〈読・八犬伝・四〉