やま・う【病まふ】
[動ハ四]《動詞「や(病)む」の未然形に反復・継続を表す助動詞「ふ」の付いた語か。あるいは名詞「やまい」の動詞化か》病気にかかっている。わずらう。「鳥狩(とが)りする猟夫(さつを)の弓弦(ゆづる...
やま‐うずら【山鶉】
キジ目キジ科ヤマウズラ属の鳥の総称。アジア・ヨーロッパに分布。ヨーロッパヤマウズラは全長約30センチ。体はずんぐりして尾が短く、灰色に赤褐色の斑があり、腹に逆U字形の斑をもつ。狩猟鳥。
やま‐うつぼ【山靫】
狩りに用いる粗末なうつぼ。「—、竹(たか)ゑびらに矢ども少々さし」〈平家・八〉
やま‐かせぎ【山稼ぎ】
山で、伐木・採薪・狩猟などをして生計を立てること。
やま‐がり【山狩(り)】
[名](スル) 1 山で鳥や獣を狩ること。 2 山中に逃げ込んだ犯罪者などを追って大勢で捜索すること。「警察犬も使って—する」
やま‐ぐち【山口】
1 山の登り口。山への入り口。 2 鷹狩(たかが)りで、まず狩り場に入ること。また、その所。「—入らせ給ひしほどに、しらせうといひし御鷹の、鳥を取りながら」〈大鏡・道長下〉 3 《猟師が山の入り...
やま‐さつ【山猟】
山の猟男(さつお)。山で狩猟をする男。猟師。山のさつお。
やま‐どめ【山止(め)/山留(め)】
1 山への立ち入りや山での狩猟・採取を禁止すること。 2 鉱山などで、土砂の崩壊を防ぐこと。また、その構造物。
やま‐どり【山鳥】
1 山の中にすむ鳥。山の鳥。 2 キジ科の鳥。日本特産で、本州・四国・九州の森林にすむ。雄は尾が長いので全長約125センチ、雌は約55センチ。全体に赤褐色で縦斑があり、尾には黒い横縞がある。単独...
やま‐の‐かみ【山の神】
1 山を守り、支配する神。多く、女性神として信仰され、農民・狩猟民・鉱業者などに祭られる。→田の神 2 妻のこと。特に、結婚してから何年もたち、口やかましくなった妻。 3 カジカ科の淡水魚。頭部...