やま‐の‐さつお【山の猟男】
山で狩りをする人。かりゅうど。「むささびは木末(こぬれ)求むとあしひきの—にあひにけるかも」〈万・二六七〉
やまのて‐やっこ【山の手奴】
近世、江戸の山の手の大名・旗本に雇われた奴。赤坂奴(あかさかやっこ)。「やっこやっこ小奴に—」〈浄・栬狩剣本地〉
や‐ゆう【野遊】
野外に出て遊ぶこと。花見・草摘み・狩りなどを楽しむこと。のあそび。
ゆうばり‐がわ【夕張川】
北海道中西部を流れる川。夕張山地の芦別岳に源を発し、江別市で石狩川に注ぐ。長さ136キロ。
ゆうばり‐たんでん【夕張炭田】
北海道、石狩炭田の南半部を占める炭田。夕張岳などの西麓にある。明治21年(1888)発見以来、良質の瀝青炭(れきせいたん)を産出した。平成2年(1990)閉山。
ゆう‐りょう【遊猟】
[名](スル)狩りをして遊ぶこと。「『グリンノエ』村へほどよく—に往った所はなかった」〈二葉亭・めぐりあひ〉
よいち【余市】
北海道西部、余市郡の地名。積丹(しゃこたん)半島の基部にある。石狩湾に臨み、ニシン場として発展。リンゴ・ブドウなどの果樹栽培も盛ん。
よう‐けん【鷹犬】
狩りに用いる鷹(たか)と犬。
ようちそが【夜討曽我】
謡曲。四番目物。宮増(みやます)作とされる。曽我物語に取材。曽我兄弟が、父のあだ討ちの供を願う従者の鬼王・団三郎に形見を持たせて帰らせ、夜討ちを果たす。
歌舞伎狂言「夜討曽我狩場曙(ようちそ...
よつ‐だて【四立】
矢羽根の矧(は)ぎ方の一。矢羽根を矢柄の四方につけること。狩股矢(かりまたや)などに用いる。