き‐きゅう【箕裘】
父祖の業。また、その業を継ぐこと。「—を継ぐ」 [補説]よい弓職人の子は、父の仕事から柳の枝を曲げて箕(み)を作ることを学び、よい鍛冶屋(かじや)の子は、金鉄を溶かして器物を修繕する父の仕事から...
キッサマ‐こくりつこうえん【キッサマ国立公園】
《Kisama National Park》アンゴラ西部にある国立公園。首都ルアンダの南約70キロメートル、クアンザ川流域に位置する。植民地時代に猟獣保護区に指定され、のちに国立公園になった。ア...
キップ【kip】
なめし加工されていない原皮の一種で、生後約半年から2年くらいのインド牛などの中重量級の動物の皮のこと。また、子馬や小獣の皮。
黄(き)なる涙(なみだ)
嘆き悲しんで流す涙。多く獣の涙にいう。「師子…—を流しつつ」〈太平記・三二〉
きひ‐ざい【忌避剤】
有害動物の嫌う成分を用い、害虫・害獣などが近寄らないようにする薬剤。
キメラ【chimera】
1 ライオンの頭、蛇の尾、ヤギの胴をもち、口から火を吐くというギリシャ神話の怪獣。キマイラ。 2 生物学で、異なる遺伝子型の細胞が共存している状態の一個体。植物では接ぎ木したものにみられ、動物で...
きゅう【裘】
[音]キュウ(キウ)(漢) [訓]かわごろも 獣の毛皮で作った衣服。皮ごろも。「裘葛(きゅうかつ)/狐裘(こきゅう)」
きゅう‐ちゅう【吸虫】
吸虫綱に属する扁形(へんけい)動物の総称。ふつう体の前端の口の周囲と腹部に吸盤をもち、肛門(こうもん)はない。魚・カエル・鳥・獣に寄生する多くの種が含まれ、肝蛭(かんてつ)・肝吸虫・肺吸虫・日本...
きゅうび‐の‐きつね【九尾の狐】
9本の尾をもつ狐。古くはめでたい獣とされたが、後には、多くの年を経た妖狐とされた。金毛九尾の狐。
きゅうりょう‐く【休猟区】
狩猟鳥獣が減少した場合、その増加を図るために狩猟を休止させる区域。都道府県知事が3年以内の期限で設定する。