でんえんふうけい【田園風景】
坂上弘の短編小説。東南アジアを舞台に貿易会社に勤める会社員の日常を描く。平成4年(1992)刊行。同年、第45回野間文芸賞受賞。
でん‐おう【田翁】
年老いた農夫。
でん‐か【田家】
田舎の家。いなかや。また、田舎。
でん‐か【田暇/田仮】
律令制で、中央政庁の官吏に、毎年5月の田植え期と8月の収穫期にそれぞれ15日ずつ与えられた農事のための休暇。
でん‐かん【田漢】
いなかの男。田舎漢(でんしゃかん)。
でん‐かん【田漢】
[1898〜1968]中国の劇作家・詩人。長沙(湖南省)の人。字(あざな)は寿昌(じゅしょう)。東京高師に学び、帰国後「南国月刊」を編集。のち、中国共産党に入党し、抗日民族統一戦線に協力。解放後...
ティエン‐ハン【田漢】
⇒でんかん(田漢)
でん‐がく【田楽】
1 初め民間の農耕芸能から出て、平安時代に遊芸化された芸能。田植えのときに、田の神を祭って歌い舞ったのが原形で、鎌倉時代から室町時代に流行、専業の田楽法師も出た。能楽のもとである猿楽(さるがく)...
でんがく‐がえし【田楽返し】
1 歌舞伎の大道具の一。背景の書き割りの一部を切り抜き、上下または左右の中心を軸に回転させ、背面を出す仕掛け。 2 田楽豆腐の両面をあぶるときの動作のように、左右にはねかえすこと。「右と左へ一時...
でんがく‐ざし【田楽刺(し)】
田楽豆腐のように、槍などでまん中を刺しつらぬくこと。いもざし。