こく‐こく
[副] 1 居眠りのために上体が前後に揺れ動くさま。こくりこくり。こっくりこっくり。「爺さんは相変らず—居睡りを続けて居るので」〈風葉・青春〉 2 物が軽く触れ合う音などを表す語。「白い飯を堅く...
こくり
[副]居眠りしたりうなずいたりして、首を前に軽く傾けるさま。こっくり。「——(と)舟をこぐ」「—とうなずく」
こ・ぐ【漕ぐ】
[動ガ五(四)] 1 櫓(ろ)や櫂(かい)を使って水をかき、舟を進める。「ボートを—・ぐ」 2 足や腰を曲げたり伸ばしたりして、乗り物を進めたり振り動かしたりする。「自転車を—・ぐ」「ブランコを...
こ・ける
[接尾]《動詞下一段型活用》動詞の連用形に付いて、その動作がはなはだしく続くことを表す。「笑い—・ける」「眠り—・ける」
こっくり
[副] 1 居眠りをして頭を前方に繰り返し傾けるさま。「—、—、船をこぎはじめる」 2 頭をふって大きくうなずくさま。「—とうなずく」 3 前触れもなく、元気な人が突然死ぬさま。ぽっくり。「あ...
こん‐こん【昏昏/惛惛】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 暗くて物の区別がつかないさま。また、道理に暗いさま。「くるしさにもがけばもがくほど白昼の靄(もや)は—と深く」〈石川淳・普賢〉 2 意識がないさま。「あの不幸...
こん‐すい【昏睡】
[名](スル) 1 前後も知らず深く眠り込むこと。また、その眠り。「酔って—する」 2 高度の意識障害の状態。完全に意識が失われ、こんこんと眠っており、刺激に対して反応しない状態。
こん‐もう【昏蒙/昏濛】
1 暗いこと。暗黒。また、おろかであること。「恰も大風の砂を捲き石を飛して四海の内—となりたる有様なり」〈田口・日本開化小史〉 2 意識がなく、外部からの刺激に反応はするが、すぐまた深い眠りに入...
さいみん‐やく【催眠薬】
眠りを誘発する薬。不眠症の治療に用いる。20世紀半ばまでブロム剤やバルビツール酸系の薬剤が使用されていたが、中毒や依存などの問題があり、1960年代以降は抗不安薬のベンゾジアゼピン系の薬剤が広く...
さまた・げる【妨げる】
[動ガ下一][文]さまた・ぐ[ガ下二] 1 物事の進行や遂行に支障が起こるようにする。じゃまをする。妨害する。阻害する。「眠りを—・げる」「発展を—・げる」 2 差し支える。禁止する。多く、法令...