しゃほう‐はっせつ【射法八節】
弓道で、矢を射る際の八つの基本動作。足踏み(立つ位置を決める)・胴造り(姿勢を整える)・弓構(ゆがま)え(弦に指をかける)・打起(うちおこ)し(弓を持ち上げる)・引分(ひきわ)け(弓を引く)・会...
竹藪(たけやぶ)に矢(や)を射(い)るよう
《見えない目標に向かって矢を射る意から》むだなことのたとえ。
ちゅう‐どう【中胴】
1 弓道の胴造り(矢を射る前の姿勢づくり)で、上体が揺らがず正しく立っている状態。 2 飛行機やシールド(掘進機)など筒状の胴体をもつ機械類の、中ほどの部分。
つぼ【壺】
《古くは「つほ」》 1 胴がふくらみ、口が狭くなった形の容器。陶製・木製・ガラス製などがある。 2 ばくちで、采(さい)を入れて伏せる器。壺皿。「—を振る」 3 深くくぼんでいるところ。「滝—」...
とお‐や【遠矢】
遠方のものに矢を射ること。また、その矢。遠投げ。遠射。
なり‐あ・う【成り合ふ】
[動ハ四] 1 でき上がって整う。整った姿になる。「まだ—・はぬ仏の御飾りなど見給へおきて」〈源・東屋〉 2 成長する。成熟する。「かた生ひの—・はぬほどともなく」〈夜の寝覚・五〉 3 互いに連...
なり‐はず【鳴り弭/鳴り筈】
矢を射るとき、筈(はず)が音高く鳴る弓。
まと‐い【的射】
的を置いて矢を射ること。
向(む)かう鹿(しし)には矢(や)が立(た)たず
逃げないでこちらを向いている鹿に矢を射るようなむごいことはできない。素直な、また柔順な相手を攻撃する気にはなれないことのたとえ。
や‐ぐち【矢口】
1 狩り場の口開けに、初めて矢を射ること。また、そのときにする神事や儀式。「其所に於て山神—等を祭らる」〈吾妻鏡・一三〉 2 矢で射られた傷口。「抜き捨つる—より流るる血は滝なって」〈浄・本朝三国志〉