きき‐つ・ける【聞(き)付ける】
[動カ下一][文]ききつ・く[カ下二] 1 音や声に気づく。「怪しい物音を—・けて外に出る」 2 偶然聞いて知る。人づてに聞いて知る。「うわさを—・ける」 3 聞き慣れる。「彼の大声は—・けている」
きき‐なら・す【聞き慣らす/聞き馴らす】
[動サ四]聞いて耳に慣らす。よく聞いて知る。「月ごろ、など強ひても—・さざりつらむ」〈源・明石〉
き‐しん【晷針】
《「晷」は日かげの意》古代の日時計の一種。水平の台の上に一定の高さの柱を垂直に立て、その影の落ちる方角によって時間を計り、影の長短によって季節・1太陽年の長さを知る。日晷儀(にっきぎ)。
き‐ち【窺知】
[名](スル)うかがい知ること。「作曲家としての天分を—するに足りる」〈谷崎・春琴抄〉
き‐づ・く【気付く】
[動カ五(四)] 1 それまで気にとめていなかったところに注意が向いて、物事の存在や状態を知る。気がつく。「誤りに—・く」「忘れ物に—・く」 2 意識を取り戻す。正気に戻る。気がつく。「—・いた...
黄(き)なる泉(いずみ)
《「黄泉(こうせん)」を訓読みにした語》あの世。冥土(めいど)。「苔生(お)ふる岩に千代ふる命をば—の水ぞ知るらむ」〈宇津保・藤原の君〉
き‐び【機微】
表面だけでは知ることのできない、微妙なおもむきや事情。「人情の—に触れる」
きみ‐が‐よ【君が代】
日本の国歌である歌。「君が代は千代に八千代にさざれ石の巌(いわお)となりて苔のむすまで」の歌詞は和漢朗詠集にあるが、その原型は古今集に見いだされる。明治13年(1880)、宮内省伶人(れいじん...
きり‐ひとは【桐一葉】
《「淮南子(えなんじ)」説山訓から》桐の葉が落ちるのを見て秋を知ること。衰亡の兆しを感じることのたとえ。《季 秋》「—日当りながら落ちにけり/虚子」→一葉(いちよう)落ちて天下の秋を知る [補説...
ぎょぐん‐たんちき【魚群探知機】
船から海底に向かって超音波を発射し、その反射波によって、水中の魚群の規模・種類や位置などを知る装置。超音波魚群探知機。魚探。