出典:gooニュース
神戸製鋼石炭火力発電所 稼働差し止め訴訟 原告、上告断念「気候変動、問う道開く」弁護団、意義語る
一審・神戸地裁判決(2023年3月)は、一般論として石炭火力発電所が排出するCO2が、気候変動に悪影響を与えるなどの危険性は認めたものの、「実際に生命、身体、健康を害されるほどの被害に遭うか否かは、様々な不確定要素に左右され、被害を回避するために国内外で地球温暖化対策が進められている」と指摘、住民の生命、身体に具体的な危険は認められないとした。
神鋼石炭火力発電所の稼働差し止め訴訟 住民側が上告断念、控訴棄却の高裁判決確定へ
神戸製鋼所の石炭火力発電所(神戸市灘区)を巡り、周辺住民が同社や関西電力などに稼働差し止めを求めた訴訟で、住民側は1日、控訴を棄却した大阪高裁判決について、上告しない方針を明らかにした。 4月の高裁判決は、気候変動による個人の権利侵害について「現時点で具体的危険が生じていると認められない」とした一審判決を支持。
中国新疆、石炭火力発電設備87基の「柔軟性改造」完了 新エネの有効利用促進
【新華社ウルムチ4月28日】中国送電大手、国家電網傘下の国家電網新疆電力科学研究院はこのほど、新疆ウイグル自治区の石炭火力発電設備87基(設備容量3683万キロワット)の「柔軟性改造」を完了したと発表した。改造によって追加された調整能力は24年末時点で801万2千キロワットに上っている。
もっと調べる