マアミド【M'Hamid】
モロッコ南東部の小村。ザゴラの南約80キロメートルに位置する。サハラ砂漠の北縁にあたり、砂漠観光の拠点として知られる。
マカディカディパン‐こくりつこうえん【マカディカディパン国立公園】
《Makgadikgadi Pan National Park》ボツワナ中北部の低地マカディカディパンにある国立公園。カラハリ砂漠の北西縁に位置し、雨季のみナタ川などから流れてきた水がたまる。シ...
マムシト【Mamushit】
イスラエル南部、ネゲブ砂漠にある都市遺跡。紀元前1世紀にナバテア人が建設し、乳香や没薬(もつやく)などの交易によって栄えた。宮殿、貯水池、市場などの遺構のほか、床面のモザイクが残る東ローマ帝国時...
マリ【Mali】
アフリカ西部の国。正称、マリ共和国。北部をサハラ砂漠が占める内陸国。首都バマコ。13〜15世紀マリ帝国として金・塩の交易で繁栄。1920年、フランス領スーダンとなったが、1960年に独立。綿花・...
マルア【Maroua】
カメルーン北部の都市。極北州の州都。サハラ砂漠南縁のサヘル地帯に位置する。綿花の集散地。かつてはメッカ巡礼の中継地として知られ、現在もイスラム教徒が多く居住する。ワザ国立公園への観光拠点。マルワ。
マンダルゴビ【Mandalgovi/Мандалговь】
モンゴル中東部の都市。ドンドゴビ県の県都。ゴビ砂漠の北東縁に位置する。周囲一帯はステップと半砂漠草原が広がり、ヒツジの野生種アルガリ、ヤギの野生種ヤンギル、およびオオカミなどが生息する。
みつ‐あり【蜜蟻】
アリ科の昆虫。メキシコなどの砂漠地帯に分布。餌の得られる時期に、若い働きアリの弾力のある腹に蜜を詰め込み、貯蔵する習性がある。そのため球状にふくらんで歩行できず、巣室の天井からぶら下がる。みつつ...
ミツペ‐ラモン【Mitzpe Ramon】
イスラエル南部の都市。ネゲブ砂漠の中央に位置する。イスラエル建国後に建設。ラモンクレーターとよばれる深い峡谷に隣接する。ミツペーラモーン。
む‐かう【無何有】
《「何有」は「何か有らむ」と読み、何物もない意。「むがう」とも》自然のままで何の作為もないこと。また、そのような状態。むかゆう。「唯昔の苦行者のように—の砂漠を家としている」〈芥川・侏儒の言葉〉
ムザブ【M'Zab】
アルジェリアの首都アルジェの南約450キロメートル、サハラ砂漠北部の地方。涸れ川(ワジ)にできたオアシス都市ガルダイアを中心として、エルアーティフ、ブーヌーラ、ベニイスゲン、メリカなどの集落があ...