けん‐ぞ【見証】
《「けんしょう」または「けんじょ」の変化か》傍らで見ること。特に、囲碁・蹴鞠(けまり)・双六(すごろく)などに立ち合い、勝負の判定をすること。「かの御碁の—せし夕暮のことも言ひ出でて」〈源・竹河〉
げき‐から【激辛】
1 食品の味が非常に辛いこと。「—カレー」 2 評価が厳しいこと。「—のコメント」 3 将棋や囲碁で、 ㋐局面がおおかた決まっている段階で指す(打つ)、緩みのない厳しい手。「—の一手」 ㋑逼迫し...
下駄(げた)を履(は)か◦せる
1 価格を高くいつわる。また、数量・点数などを水増しして、実際よりも多く見せる。「点数に—◦せて及第させる」 2 囲碁で、相手の石に直接あたりをかけずに、一路か二路離して打ち、出口をふさぐ。 3...
こ【格】
1 障子の桟や格(ごう)天井などの骨組みのように、縦横に組んだもの。 2 階段やはしごなどの、足を掛けて上り下りするための横木。 3 碁盤・将棋盤の縦横に引いてある線。
こう【劫】
1 《(梵)kalpaの音写「劫波」の略。「ごう」とも》仏語。きわめて長い時間。古代インドにおける時間の単位のうち、最長のもの。 2 囲碁で、一目を双方で交互に取りうる状態。この場合、一方で取ら...
こう‐きょく【好局】
囲碁や将棋で、双方が十分に実力を発揮して戦った内容のよい対局。
こう‐し【格子】
1 細い角材や竹などを、碁盤の目のように組み合わせて作った建具。戸・窓などに用いる。 2 寝殿造りの建具である蔀(しとみ)のこと。 3 「格子戸」の略。 4 「格子縞(じま)」の略。 5 ⇒グリ...
こう‐しゅ【好手】
1 みごとな技。また、その技を持つ人。 2 囲碁・将棋で、うまい手。また一般に、うまい方法。「起死回生の—」
こう‐だて【劫立て】
[名](スル)囲碁で、劫を取り返すために、相手が応じなければならないような場所に一手打つこと。また、その場所。
こう‐だん【高段】
武道・囲碁・将棋などで、段位が高いこと。ふつう五段以上をいう。「—者」