うわ‐ざし【上刺(し)】
1 布などを補強するため、太糸で碁盤の目のように縦横に縫うこと。また、縫ったもの。刺し子。 2 狩衣(かりぎぬ)や直垂(ひたたれ)の袖や裾、または裳(も)の腰に刺し通した組紐。 3 「上刺し袋」の略。
うわ‐て【上手】
[名] 1 位置・方向が上のほう。うえ。特に、風上・川上などをいう。かみて。「風の—にまわる」⇔下手(しもて)。 2 相撲で、四つに組んで相手の差し手の上から相手のまわしを取ること。また、その...
えいさいとくべつさいようすいせん‐きし【英才特別採用推薦棋士】
囲碁で、プロ棋士採用制度の一。特に実績や将来性が認められる小学生を対象に、通常の試験を経ずにプロ棋士としての入段を認めるもの。日本棋院が平成30年(2018)に制定。 [補説]最初の採用者は、平...
えき【奕】
碁を打つこと。「桃の実の大なるを啗(く)ひつつ—の手段を見る」〈読・雨月・夢応の鯉魚〉
おい‐おとし【追(い)落(と)し】
1 追い落とすこと。追い払うこと。「反対派の—を謀る」 2 通行人を脅したり追いかけたりして、財布などを奪うこと。また、その人。追いはぎ。「—をしたり人を殺したりする様な怖ろしいことは」〈鉄腸・...
おう‐ざ【王座】
1 王の座る席。王の地位。王位。「—に就く」 2 第一人者としての地位。首位の座。「業界の—を占める」「—決定戦」 3 囲碁・将棋で、タイトルの一。王座戦の勝者がタイトルの保持者となる。
おうざ‐せん【王座戦】
1 囲碁の七大タイトル戦の一。昭和28年(1953)創設。五番勝負で行われる。勝者には王座の称号が与えられ、連続10期以上タイトルを獲得した棋士は現役で、連続5期または通算10期獲得した棋士は現...
おう‐しゅ【応手】
囲碁・将棋で、相手の打った手に対して打つ手。また、一般に物事の対策にもいう。
おお‐てあい【大手合(い)】
囲碁で、専門棋士の昇段を決める対局。
おお‐ば【大場】
[名] 1 広い場所。 2 囲碁で、1着で地を大きく囲うことのできる点。「—を占める」 3 人のにぎわう場所。「—にすめる商人の心だま」〈浮・胸算用・五〉 4 「大庭(おおにわ)1」に同じ。「...