するめ【鯣】
1 イカの胴を縦に切り開き、内臓を取り去って干した食品。祝儀に用いることが多い。 2 スルメイカのこと。 [補説]1は、祝儀では「寿留女」とも当てて書く。
すわり‐だい【座り鯛/据わり鯛】
祝儀の飾りに用いるタイ。タイを腹合わせにして、頭と尾を高くしたもの。《季 新年》
せんず‐まんざい【千秋万歳】
初春の祝福芸で、宮中をはじめ諸寺・諸家を回ってことほぎをして舞い、祝儀をもらうもの。平安末期に起こり、中世に盛行した。せんしゅうまんざい。《季 新年》
そう‐ばな【総花】
1 料亭・遊女屋などで客が使用人全部に出す祝儀。 2 関係者全部にまんべんなく恩恵を与えること。「—的で指針を欠く予算」「—式」
そんきん‐ぶくろ【損金袋】
宴席などで、祝儀を入れて渡す袋。散財袋。祝儀袋。
たうち‐しょうがつ【田打ち正月】
多く正月11日に行う農耕の予祝儀礼。田畑に出て二くわか三くわ耕したあと、松の枝を植えたりして唱え言をする。くわはじめ。《季 新年》
たかはり‐ぢょうちん【高張り提灯】
長いさおの先につけて高く掲げる提灯。祝儀・不祝儀・祭礼・非常時などに用いた。高張り。高提灯。
たる‐だい【樽代】
結納(ゆいのう)・転宅などのとき、祝儀として酒を贈る代わりに、酒代(さかしろ)として包む金銭。
チップ【tip】
1 サービスや芸などに対する慰労や感謝の気持ちとして与える少額の金。心付け。祝儀。「—をはずむ」 2 ⇒ファウルチップ 3 ⇒ピペットチップ
つき‐み【月見】
1 月をながめて楽しむこと。特に陰暦八月十五夜(中秋の名月)、九月十三夜(後(のち)の月)の月を観賞すること。また、その集まりや宴。《季 秋》「雲をりをり人を休むる—哉/芭蕉」 2 卵を落とし入...