たい‐し【大祀】
1 律令制で、祭りの前の1か月間、身心を潔斎して行った最も重要な祭祀。践祚大嘗祭(せんそだいじょうさい)がこれにあたる。→小祀 →中祀 2 国家に慶事のあるとき、特に祝う日。 3 古代中国で、天...
たいよう‐しんでん【太陽神殿】
太陽を信仰の対象として祭祀(さいし)を行うための神殿。古代エジプトやインカ帝国時代などに造られた。
タプタプアテア‐の‐マラエ
《Marae Taputapuatea》南太平洋、フランス領ポリネシア、ライアテア島南東部の村オポアにある遺跡。ポリネシアで最も重要な祭祀場であり、戦いの神オロを祭る。石を敷き詰めた聖域の中央に...
タムガリ【Tamgal'/Тамгалы】
カザフスタン南東部、アルマトイ州にある渓谷。アルマトイの北西約180キロメートルに位置する。青銅器時代から鉄器時代にかけての住居や祭祀場の遺跡があり、周辺には動物などを描いた5000点以上もの岩...
だざい‐ふ【大宰府】
律令制で、九州および壱岐(いき)・対馬(つしま)を管轄し、また、外交・海防などに当たった役所。長官の帥(そち)以下の四等官のほか祭祀(さいし)をつかさどる主神(かんづかさ)が置かれた。平安時代以...
ちゅう‐さい【中祭】
旧祭祀令(さいしれい)に規定された伊勢神宮およびその他の神社の祭祀で、大祭に次ぐもの。歳旦祭・元始祭・紀元節祭・天長節祭など。
ちゅう‐し【中祀】
律令制で、祭りの前3日間を潔斎して行う祭祀。祈年祭・月次(つきなみ)の祭り・神嘗(かんなめ)祭・新嘗祭(しんじょうさい)・賀茂の祭りなど。→小祀 →大祀(たいし)
ちんこん‐さい【鎮魂祭】
1 「たましずめのまつり」に同じ。 2 神葬で、死者の魂をしずめる祭祀。
てい【鼎】
古代中国で用いられた円形三足の器。煮炊きのほか祭祀(さいし)にも用いられた。方形四足のものは方鼎という。かなえ。
とり‐もの【採(り)物】
1 祭祀(さいし)で、神職が手に持つ道具。特に御神楽(みかぐら)で、人長(にんじょう)が舞うときに手に持つもの。榊(さかき)・幣(みてぐら)・杖(つえ)・篠(ささ)など。 2 神楽歌で、御神楽の...