や‐ぶ【野巫】
田舎の巫医(ふい)。一つの術にしか通じていない者のこと。物知らずで学行の劣っている禅の修行者にたとえてもいう。
や‐わ【夜話】
1 夜間にする談話。よばなし。また、それを書き記した本。 2 気軽に聞ける話。また、そのような内容の本。「歴史—」 3 禅宗で、夜に修行上の訓話をすること。
ゆいきょうぎょう【遺教経】
大乗経典。梵本やチベット訳は現存しない。鳩摩羅什(くまらじゅう)訳。1巻。釈迦が涅槃に入る前に最後の教えを垂れたことを内容とし、戒を守って五欲をつつしみ、定(じょう)を修して悟りの智慧を得ること...
ゆい‐げ【遺偈】
禅僧が末期(まつご)に臨んで門弟や後世のためにのこす偈。
ゆう‐じょう【揖譲】
1 拱手(きょうしゅ)して、へりくだること。古代中国の作法。 2 天子の位を譲ること。禅譲。
ゆうぜん【友禅】
「友禅染」の略。
ゆうぜん‐カナキン【友禅カナキン】
友禅染にしたカナキン。
ゆうぜん‐ぞめ【友禅染】
染め物の手法の一。糊置(のりお)き防染法の染めで、人物・花鳥などの華麗な絵模様を特色とする。近世初期から発達し、元禄期(1688〜1704)の京都の絵師宮崎友禅斎が描いた文様が人気を博し、その名...
ゆうぜん‐ちりめん【友禅縮緬】
友禅染にした縮緬。
ゆうぜん‐ビロード【友禅ビロード】
⇒ビロード友禅(ゆうぜん)