い‐き【依稀】
[ト・タル][文][形動タリ]明らかでないさま。ほのかなさま。かすかなさま。「—たる活気を帯ぶ」〈漱石・虞美人草〉
き【稀】
[人名用漢字] [音]キ(漢) ケ(呉) [訓]まれ 〈キ〉 1 めったにない。「稀覯(きこう)・稀少・稀代/古稀」 2 濃度が薄い。まばら。「稀薄」 〈ケ〉の1に同じ。「稀有(けう)」 ...
け【気/希/稀】
〈気〉⇒き 〈希〉⇒き 〈稀〉⇒き
こ‐き【古希/古稀】
《杜甫「曲江詩」の「人生七十古来稀」から》70歳のこと。また、その祝い。
たぐい‐まれ【類い稀】
[形動][文][ナリ]非常に数が少なく、珍しいさま。めったにないことであるさま。「—な美しさ」「—なる才能」
ちん‐き【珍稀】
[名・形動]めずらしく、まれなこと。また、そのさま。「—な出来事」「—な品物」
まれ【稀/希】
[形動][文][ナリ]実現・存在することが非常に少ないさま。また、数少なくて珍しいさま。「ここでは、雪は—だ」「たぐい—な才能」
まれ‐まれ【稀稀】
[形動][文][ナリ]きわめてまれであるさま。「夜も十一時過と思われ、往来の人も—なり」〈逍遥・当世書生気質〉 [副]に同じ。「猫殿の—おはいたるに、物よそへ」〈平家・八〉