せき‐ぶん【積分】
[名](スル) 1 与えられた関数について、微分してこの関数になるすべての関数。また、それを求めること。不定積分。 2 ある関数で表される曲線とx座標軸に挟まれた部分を、一定区間に区切ってその面...
せきぶん‐かいろ【積分回路】
出力値が入力値の時間的な積分値に比例する回路。抵抗器と電荷を蓄積するコンデンサーを組み合わせたRC回路を基本回路とし、オペアンプとともに用いられる。→微分回路
せきぶん‐がく【積分学】
積分に関する理論および応用を研究する数学の一分科。
せきぶん‐ていすう【積分定数】
不定積分や微分方程式の解を求める際に加えられる任意の定数。
せきぶん‐ほうていしき【積分方程式】
積分の中に未知の関数を含む方程式。
だえん‐きょくせん【楕円曲線】
三次式、y2=ax3+bx2+cx+dで表され、右辺を零とする重根をもたない代数曲線。名称は、積分により楕円の周長を求める際に用いられる関数と同じ形式であることに由来し、楕円を表す方程式とは異なる。
チャージ‐アンプ
《charge amplifier》入力した電荷の総量(電流の積分値)に比例した信号を出力する増幅器。比例計数管などの放射線測定器、光電子増倍管の電気信号の増幅に用いられる。チャージセンシティブ...
てい‐せきぶん【定積分】
⇒積分2
デルタ‐かんすう【デルタ関数/δ関数】
ディラックが量子力学において導入した関数。通常、δ(x)と記述され、δ(x)=0(x≠0)かつδ(0)=∞であり、xの全直線上での定積分が1となる性質をもつ。その有用性から便宜的に用いられていた...
でんりょく‐りょう【電力量】
電力と時間の積、または電力を時間的に積算(積分)した量。電流のする仕事量に等しい。単位はワット時(Wh)、キロワット時(kWh)など。