あらたえ【荒栲】
筏井嘉一(いかだいかいち)の第1歌集。昭和15年(1940)刊。
いかだ【筏/桴】
1 木材・竹などを並べて結び合わせ、水に浮かべる物。木材の運搬や舟の代わりに用いる。 2 鎧(よろい)の籠手(こて)として、手首とひじの間に並べてつけた薄い板金。 3 《串にさした形が1に似てい...
いかだ【筏】
外村繁の時代小説。江戸時代末期の近江商人を主人公にした作品。「草筏」「花筏」とともに「筏三部作」と呼ばれる。昭和29年(1954)発表。昭和31年(1956)、第9回野間文芸賞受賞。
いかだ‐ごぼう【筏牛蒡】
料理で、牛蒡をたたいて筏の形にしたもの。
いかだ‐し【筏師】
筏に乗って運搬することを職業とする人。いかだのり。
いかだ‐ながし【筏流し】
木材を筏に組み、川に流して運搬すること。また、それを操る人。
いかだ‐なます【筏膾】
柳の葉を筏のように皿に並べ、その上に魚の細作りを盛ったもの。鮎(あゆ)のほか、鯉(こい)・鮒(ふな)・鱸(すずき)などを使う。
いかだ‐のり【筏乗り】
「筏師」に同じ。
インレー‐こ【インレー湖】
《Inle Lake》ミャンマー中部にある湖。シャン高原西部に位置する。南北約20キロメートル(乾季は15キロメートル)、東西約10キロメートル(乾季は5キロメートル)と南北に細長い。主な町は北...
うき‐まくら【浮(き)枕】
1 船またはいかだの上で旅寝すること。浮き寝の枕。「杣川(そまがわ)の筏(いかだ)の床の—夏は涼しきふしどなりけり」〈詞花・夏〉 2 《涙で枕が浮く意の「浮き」に「憂き」を掛けて》独り寝のつらさ...