すし【鮨/鮓/寿司】
《形容詞「酸(す)し」の終止形から》 1 塩をふった魚介類を飯とともに漬け、自然発酵によって酸味を生じさせたもの。熟(な)れずし。生熟れ。《季 夏》 2 酢で調味した飯に、生、または塩や酢をふり...
す‐す【為為】
[連語]《動詞「す(為)」の終止形を重ねたもの》しつつ。しながら。「梓弓末に玉巻きかく—そ寝なななりにし奥をかぬかぬ」〈万・三四八七〉
す・ゆ【据ゆ】
[動ヤ下二]《「す(据)える」が中世以降ヤ行に転じて用いられた語。終止形は「据ゆる」となる例が多い》「据える」に同じ。「高く大きに盛りたる物ども、持て来つつ—・ゆめり」〈宇治拾遺・九〉
する‐と
[接]《動詞「する」の終止形+接続助詞「と」から》 1 続いて起こる事柄を表すのに用いる。そうすると。「—突然まっ暗になった」 2 前の事柄から判断した結果を導く。それでは。「—君は知っていたのか」
せつだん‐げん【截断言】
国文法でいう終止形の古い言い方。東条義門の用語。
ぜ
[終助]《終助詞「ぞ」に終助詞「え」の付いた「ぞえ」の音変化》活用語の終止形に付く。 1 親しみを込めて軽く念を押す意を表す。「一服しよう—」「うまくいった—」「明日までに頼んだ—」 2 相手を...
そう【候】
[動特活]《動詞「そうろ(候)う」の音変化。中世語》 1 「あり」の丁寧語。あります。ございます。「舜の時はさはさうなんだ」〈史記抄・一一〉 2 補助動詞として丁寧の意を添えるのに用いられる。…...
そうです
[助動]《様態または伝聞の助動詞「そうだ」の丁寧な表現》 1 動詞・助動詞の連用形、形容詞・形容動詞の語幹に付き、語幹が1音節の形容詞には「さそうだ」、また、助動詞「たい」「ない」に付くときは、...
そば・ゆ【戯ゆ】
[動ヤ下二]《「そば(戯)う」が中世以降ヤ行に転じて用いられた語。終止形は「戯ゆる」となる例が多い》「そばえる」に同じ。「此の間は久しう乗らぬに依って、殊の外—・ゆる事ぢゃ」〈虎寛狂・止動方角〉
ぞ‐い
[連語]《終助詞「ぞ」+終助詞「い」。近世語》活用語の終止形に付いて、単独の「ぞ」よりいくぶん柔らかい、聞き手への働きかけの気持ちを表す。終助詞「な」「なあ」「の」などを伴うこともある。「膽玉(...