アーンドラ‐おうちょう【アーンドラ王朝】
《Āndhra》古代インドの王朝。前3世紀末、ドラビダ系の一種族がマウリヤ朝の衰退に乗じて創始。デカン高原を中心に東西の海岸に及ぶ地域を支配。ローマ帝国との海上貿易などで繁栄したが、後3世紀前半...
家(いえ)広(ひろ)・し
一族の人たちが繁栄している。「右大臣阿倍のみむらじは、たから豊かに—・き人にてぞおはしける」〈竹取〉
いし‐ずえ【礎】
《「石据え」の意》 1 家屋や橋などの柱の下に据える土台石。根石(ねいし)。柱石(はしらいし)。 2 物事の基礎となる大切なもの。また、その人。「建国の—となる」「今日の繁栄の—を築く」
いも‐だい【芋台】
芋の茎や葉を作りつけた、婚礼の祝いに飾る台。芋は子がたくさんできるところから、子孫の繁栄を願うもの。
いや‐さか【弥栄】
[名]ますます栄えること。「国の—を祈る」 [感]繁栄を祈って叫ぶ声。ばんざい。
インカ‐ていこく【インカ帝国】
ペルー南部のクスコを中心に、15世紀から16世紀にかけて繁栄したインカ族の国。最盛期にはエクアドルからチリにまで及ぶ大帝国となった。太陽神を信仰し、その子とされる王を頂点とする君主制をとった。巨...
イーペル【Ieper】
ベルギー北西部、西フランドル州の都市。フランス語名イープル。13世紀頃、繊維産業で発展。1999年に「ベルギーとフランスの鐘楼群」の名称で世界遺産(文化遺産)に登録された繊維会館(ラーケンホール...
ウィーン【Wien】
オーストリア共和国の首都。ドナウ川沿いにあり、ウィーンの森など緑が多く、ハプスブルク家オーストリア帝国の首都として繁栄、音楽の都とよばれる。歴史的建造物が多い。近郊にはシェーンブルン宮殿などがあ...
うじ‐でら【氏寺】
氏族が、一門の繁栄、先祖の追善、死後の幸福などを祈るために建てた寺。蘇我氏の向原寺、藤原氏の興福寺など。
うつほものがたり【宇津保物語】
《「うつぼものがたり」とも》平安中期の物語。20巻。作者未詳。源順(みなもとのしたごう)とする説もある。村上天皇のころから円融天皇のころに成立か。4代にわたる琴(きん)の名人一家の繁栄と、多くの...