さんまや‐まんだら【三摩耶曼荼羅】
四種曼荼羅の一。仏・菩薩・明王・諸天などが本誓を表示して所持する器杖(きじょう)や印契など、三摩耶形で描いた曼荼羅。
ししゅ‐まんだら【四種曼荼羅】
真言密教の4種の曼荼羅。諸尊の形像を描いた大曼荼羅、諸尊の持物(じぶつ)や印契(いんげい)を描いた三昧耶(さんまや)曼荼羅、諸尊の真言・種子(しゅじ)などを示した法曼荼羅、諸尊の威儀・動作を表し...
シャム【Siam】
タイ国の旧称。シャムロ。 [補説]暹国と羅国が合したので「暹羅」とも書く。
シャムロ
「シャム」に同じ。 [補説]「暹羅」とも書く。
しゅたら【修多羅】
《(梵)sūtraの音写。線・ひも・糸の意》 1 経文。経典。契経(かいきょう)。 2 十二分経の一。散文で教理を説いたもの。契経。 3 袈裟(けさ)の装飾として垂らす、白赤4筋の組みひも。
しゅだら【首陀羅】
《(梵)s'ūdraの音写》⇒シュードラ
しゅら【修羅】
「阿修羅(あしゅら)」の略。 1 「修羅道」の略。 2 醜い争いや果てしのない闘い、また激しい感情のあらわれなどのたとえ。 3 大石・大木などを運搬する道具。そりの一種。修羅車(しゅらぐるま)。
すら【修羅】
⇒しゅら(修羅)
シュードラ【(梵)śūdra】
インドのバルナ(四種姓)で、最下位の身分。隷属民で、上位の三バルナに奉仕するものとされた。シュダラ。スードラ。→カースト [補説]「首陀羅」「首陀」とも書く。
しらぎ【新羅】
古代朝鮮の王国名。4世紀中ごろ、朝鮮半島南東部、辰韓12国を斯盧(しろ)国が統一して建国。7世紀後半、唐と結んで百済(くだら)・高句麗(こうくり)を滅ぼし、668年、朝鮮全土最初の統一国家となっ...