めんせき‐きけん【免責危険】
保険契約において、法律上または約款上、保険者が保険金支払いの義務を負わなくてよいとするリスクのこと。割増保険料を支払えば保険者の危険負担とする相対的免責危険と、割増保険料を支払っても保険者の危険...
もち‐ぶん【持(ち)分】
1 全体の中で各人が所有または負担している部分や割合。 2 共有関係において、各共有者が共有物について持つ権利、またはその割合。 3 社団法人において、合名会社・合資会社・合同会社の社員、協同組...
もどり‐てがた【戻り手形】
手形の遡求(そきゅう)のために、遡求権者が遡求義務者を支払人として一覧払いで振り出す為替手形。逆手形。
モラトリアム【moratorium】
1 支払猶予。法令により、金銭債務の支払いを一定期間猶予させること。戦争・天災・恐慌などの非常事態に際して信用制度の崩壊を防ぎ、経済的混乱を避ける目的で行われる。 2 製造・使用・実施などの一時...
もんせき‐けつぎ【問責決議】
国や地方自治体の議会において、首長など特定の地位にある者について、その責任を問う旨を意思表示した議決。国においては内閣不信任決議の代替策として参議院の決議となることが多いが、衆議院の解散や内閣総...
やくいんせきにん‐さてい【役員責任査定】
経営破綻した企業の役員の責任を査定する制度。破産法の第178条が根拠。破産管財人の申し立て、または裁判所の職権により、査定のための裁判を開く。申立人は役員の責任を示す事実関係(証拠)を提出。損害...
やとい‐どめ【雇い止め】
有期労働契約の期間満了時に事業主が契約の更新を拒否し、一方的に契約を終了させること。→派遣切り [補説]労働者保護の観点から、使用者は有期契約労働者に対して、契約更新の有無やその判断基準を明示す...
やみ‐せんじゅう【闇専従】
《「ヤミ専従」とも書く》労働組合の組合員が、勤務先から給与を受け取りながら、勤務時間中に本来の職務ではない組合活動に専ら従事していること。法律で職務専念義務が課せられている公務員の場合、特に問題...
ゆうかしょうけん‐とどけでしょ【有価証券届出書】
株式・社債などの有価証券の募集(新規発行)・売り出しを行う際、発行総額が1億円以上となる場合に、発行者が財務局を通じて内閣総理大臣に提出する書類。有価証券の条件や企業の経理状況・事業内容などを記...
ゆうかしょうけん‐ほうこくしょ【有価証券報告書】
有価証券を発行している企業が自社の情報を開示するために作成する報告書。金融商品取引法により作成・提出が義務づけられている。有価証券の公正な取引や投資家の保護を目的とするもので、事業年度終了後3か...