けいず‐だて【系図立て】
何かにつけて自分の系図を自慢すること。また、その人。「其の時々の身の程しらぬ無用の本多が—」〈浄・会稽山〉
げん‐き【衒気】
自分の才能・学識などを見せびらかし、自慢したがる気持ち。「若さに伴う—と感傷とを」〈倉田・愛と認識との出発〉
こ【誇】
[常用漢字] [音]コ(慣) [訓]ほこる 大げさに言う。自慢する。ほこる。「誇示・誇称・誇大・誇張」
こえ‐じまん【声自慢】
自分の声や歌声がよいことを自慢すること。また、その人。
こ‐しょう【誇称】
[名](スル)自慢して大げさに言うこと。誇って言うこと。「世界一を—する大競技場」
乞食(こじき)の系図話(けいずばなし)
乞食が落ちぶれる前の自分の家系についての自慢話をする意。言ってもかいのない愚痴を言うことのたとえ。
こ‐だい【誇大】
[名・形動](スル) 1 実際以上に大げさに言ったり考えたりすること。また、そのさま。「—な宣伝」「—に考える」 2 誇ること。自慢すること。過信すること。「自分を—して取り返しのつかない死出の...
こ‐ふ【誇負】
[名](スル)自慢し、誇りに思うこと。「窃(ひそか)に不偏不党を—していた」〈魯庵・社会百面相〉
しお‐や【塩屋】
1 塩を売る家。また、その人。 2 海水を煮て塩を作る小屋。「これなる海人(あま)の—に立ち寄りて」〈謡・松風〉 3 自慢する人。高慢な人。「何かあいつはきつい—だ」〈洒・売花新駅〉
しぼう‐フラグ【死亡フラグ】
映画や小説などで、登場人物の死を暗示させる発言や行動。多く、典型的なストーリーによくある発言などを指していう。「戦地での恋人自慢はその兵士の—だ」→フラグ3