じ【自】
[音]ジ(呉) シ(漢) [訓]みずから より おのずから [学習漢字]2年 〈ジ〉 1 みずから。自分の。自分で。「自衛・自覚・自決・自己・自国・自主・自信・自宅・自治・自転・自分・自慢・自...
じ‐きょう【自矜】
自分をほこること。自慢。また、自負。「—心の高い彼にとって」〈中島敦・李陵〉
じまん‐がお【自慢顔】
得意そうな顔つき。自慢らしい顔。
自慢(じまん)高慢(こうまん)馬鹿(ばか)のうち
自慢したり偉そうにしたりしている者は、ばか者と同類である。
そらうで【空腕】
狂言。主人が腕自慢の太郎冠者を試そうと夜道を使いに出す。太郎冠者は途中こわさのあまり黒く見えるものを追剝(おいはぎ)と思って、借りてきた主人の太刀を差し出して助けを請い、あとをつけてきた主人に取...
だて‐しゅ【伊達衆/達衆】
《「たてしゅ」「だてしゅう」「だてし」とも》 1 だてを好む人。粋(いき)好みの人。また、そのような連中。「のんこに髪結うてのららしい、—自慢と言ひそな男」〈浄・天の網島〉 2 侠客(きょうかく...
だ‐みそ【駄味噌】
つまらない自慢話。手前味噌。「悪口を腹さんざ言った後が—の拳(けん)だらう」〈滑・浮世風呂・三〉
ちから‐じまん【力自慢】
力の強さを自慢すること、また、その人。
ちから‐だて【力立て】
力のあることを自慢すること。うでだて。「平常(つね)の—は空(から)いばりとけなされて」〈一葉・たけくらべ〉
ちらつか・せる
[動サ下一][文]ちらつか・す[サ下二] 1 おどしたり、気を引いたりするために、ちらちらと見せる。「刃物を—・せる」「現金を—・せる」 2 それとなくほのめかす。「自慢話を—・せる」 3 雪な...