はないろ‐ごろも【花色衣】
1 咲いている花を衣に見立てた語。また、その花の色の衣。「山吹の—ぬしや誰問へど答へずくちなしにして」〈古今・雑体〉 2 はなだ色の衣。露草で染めた色の衣。移りやすい気持ちをこめて使うこともある...
はな‐の‐いろ【花の色】
1 花の色合い。「—はうつりにけりないたづらにわが身世にふるながめせしまに」〈古今・春下〉 2 花染めの色。また、その色の衣。「—に染めし袂の惜しければ衣替へうき今日にもあるかな」〈拾遺・夏〉
フクシャ【fuchsia】
《「フューシャ」とも。フクシアの花の色から》明るい赤紫色。→フクシア
フクシャ‐ピンク【fuchsia pink】
《「フューシャピンク」とも。フクシアの花の色から》明るい鮮やかなピンク色。→フクシア →フクシャ
ぶん‐がく【文学】
《6が原義》 1 思想や感情を、言語で表現した芸術作品。詩歌・小説・戯曲・随筆・評論など。文芸。「日記—」「外国—」 2 詩歌・小説・戯曲など文学作品を研究する学問。 3 自然科学・社会科学以外...
ベゴニア‐センパフローレンス【(ラテン)Begonia semperflorens】
シュウカイドウ科シュウカイドウ属の一年生の園芸植物。ブラジル原産。花の色は赤・桃・白。葉は丸くて厚く、緑色または褐色。主に花壇や鉢植えに利用される。
みやま‐ぎ【深山木】
奥深い山に生えている木。「—にねぐら定むるはこ鳥もいかでか花の色にあくべき」〈源・若菜上〉
もも‐いろ【桃色】
1 桃の花の色。うすい赤色。淡紅色。ピンク。 2 男女間の色情に関すること。「—遊戯」
やま‐ぶき【山吹】
1 バラ科の落葉低木。山間の湿地に多く、群生する。葉は互生し、卵形で先がとがり、縁に二重のぎざぎざがある。晩春、黄色の5弁花を開き、実は暗褐色。古くから庭木とされ、八重咲きのものは実がならない。...
世(よ)に◦経(ふ)
1 この世に生き長らえる。「花の色はうつりにけりないたづらに我が身—◦経るながめせしまに」〈古今・春下〉 2 出家の身ではなく、俗人として暮らす。「わが身も—◦ふる様ならず、跡絶えて止みなばや」...