浮世(うきよ)は牛(うし)の小車(おぐるま)
《「牛」に「憂し」を掛けて》この世はつらく苦しいことばかりがめぐってくるということのたとえ。
うち【内】
[名] 1 (「中」とも書く)ある一定の区域・範囲の中。 ㋐仕切られた内側。内部。「家の—」⇔外(そと)。 ㋑中心または手前に寄ったほう。「—に切れ込むシュート」 ㋒ある範囲に含まれるもの。「...
うち‐わ【内輪】
[名・形動] 1 外部の者を交えないこと。うちうち。身内。「—で祝う」 2 外部には知らせない内部の事情。内幕(うちまく)。うちうら。「あれで—はだいぶ苦しいそうだ」 3 控えめなこと。特に、数...
うっとう‐し・い【鬱陶しい】
[形][文]うったう・し[シク] 1 心がふさいで晴れ晴れしない。気分が重苦しい。「難題をかかえて—・い気分だ」「—・い梅雨空」 2 邪魔になってうるさい。煩わしい。「髪の毛がのびて—・い」 [...
えら・い【偉い/豪い】
[形][文]えら・し[ク] 1 普通よりもすぐれているさま。 ㋐社会的地位や身分などが高い。「会社の—・い人」 ㋑人間として、りっぱですぐれている。「苦労しただけあって、—・い人だ」 2 物事の...
えんぎしき【延喜式】
弘仁式・貞観式以降の律令の施行細則を取捨・集大成したもの。50巻。三代式の一。延喜5年(905)醍醐天皇の勅により藤原時平・忠平らが編集。延長5年(927)成立。康保4年(967)施行。 堅...
おい‐こ・む【追(い)込む】
[動マ五(四)] 1 広い所にいるものを、追い立ててある場所に入れる。「牛を柵の中に—・む」 2 相手を苦しい立場に立たせる。追い詰める。「窮地に—・む」「辞任に—・む」 3 最後の段階で、全力...
おがさわら‐りゅう【小笠原流】
1 ㋐武家礼式の一派。室町時代、足利義満の臣小笠原長秀が制定。以後、武家の正式の礼法とされた。明治以後、学校教育にも取り入れられ、特に女子の礼式として広く用いられた。 ㋑俗に、堅苦しい礼儀作法の...
おとし‐い・れる【陥れる/落(と)し入れる】
[動ラ下一][文]おとしい・る[ラ下二] 1 だまして苦しい立場に追いやる。わなにかける。「罪に—・れる」 2 城などを攻めて取る。「砦(とりで)を—・れる」 3 (落とし入れる)落として、中へ...
おもい‐ぐる・し【思ひ苦し】
[形シク]つらくせつない。心苦しい。「家の妹に物言はず来にて—・しも」〈万・三四八一〉