せい‐きん【生菌】
生きている細菌。生菌体。→死菌
せい‐きん【静菌】
細菌の発育・増殖を抑えること。「—作用」
せきり‐きん【赤痢菌】
赤痢の病原菌。グラム陰性の桿菌(かんきん)。明治31年(1898)志賀潔が発見したことからシゲラという属名をもつ。赤痢菌属には種類が多く病原性のないものもある。
セグメント‐さいきん【セグメント細菌】
腸管内に強く密着して常在する、分節構造をもつ繊維状の腸内細菌。上皮細胞層に生息するグラム陽性の嫌気性細菌であり、リンパ球などの免疫細胞を誘導するなど、強い免疫活性を示すことが知られている。SFB...
せつごう‐きん【接合菌】
有性的に接合胞子をつくる菌類。栄養状態が良い環境では胞子嚢の中に胞子をつくり無性的に増殖する。ケカビ・クモノスカビ・ハエカビなど。
セラチア‐きん【セラチア菌】
腸内細菌の一種でグラム陰性の桿菌。人に対しては弱毒性だが、体力・免疫力が低下した人に感染すると尿路感染症・気道感染症・心内膜炎・骨髄炎・敗血症などを起こす。
セレウス‐きん【セレウス菌】
《Bacillus cereus》バチルス属の細菌の一。グラム陽性の桿菌(かんきん)で、土壌中など自然環境に広く分布するが、食中毒の原因となることもある。
ぜったいけんきせい‐さいきん【絶対嫌気性細菌】
《「絶対嫌気性菌」とも》⇒偏性嫌気性細菌
ぜったい‐こうあつきん【絶対好圧菌】
⇒好圧菌
ぜったい‐こうアルカリきん【絶対好アルカリ菌】
好アルカリ菌のうち、phが9以上でのみ生育する微生物。偏性好アルカリ菌。