さい‐きん【細菌】
原核細胞を持つ単細胞の微生物。原形質に明瞭な核をもたない生物の一群。主に分裂によって繁殖する。地球上の至る所に存在する。食品加工や有機物の分解に利用されるが、病原体となるものも多い。光合成細菌、...
さいぼうせい‐ねんきん【細胞性粘菌】
アメーバ運動する動物的な相と胞子を形成する子実体を、その生活環にもつ菌類。タマホコリカビ類とアクラシア類が知られる。
さいぼうない‐きょうせいさいきん【細胞内共生細菌】
宿主の細胞内に共生する細菌の総称。宿主に不利益をもたらす場合が多いが、中には宿主の生存や繁殖に大きな役割をもつものもある。
さくさん‐きん【酢酸菌】
エチルアルコールを酢酸に変える細菌の総称。桿菌(かんきん)で、連鎖状につながっている。酢を作るのに利用される。
さっ‐きん【殺菌】
[名](スル)細菌をはじめとする微生物、特に病原菌を死滅させること。「火を通して—する」「低温—」「—作用」
さび‐きん【銹菌】
銹病菌(さびびょうきん)。しゅうきん。
さびびょう‐きん【銹病菌】
サビキン目の菌の総称。高等植物に寄生して、葉などに鉄さびのような斑点を生じる。麦類の黒銹病、ナシ・リンゴの赤星病を起こすものなどがある。銹菌。
サルモネラ‐きん【サルモネラ菌】
《サルモネラは、(ラテン)Salmonella》一群の腸内細菌の総称。グラム陰性の桿菌(かんきん)で、多数の鞭毛(べんもう)をもつ。腸チフス菌・パラチフス菌や、多くの食中毒を起こす菌がある。
さんかエチレンガス‐めっきん【酸化エチレンガス滅菌】
きわめて反応性が高い酸化エチレンを用いて滅菌すること。高温高圧滅菌や乾熱滅菌と異なり、比較的低温で強い殺菌力を示し、金属や樹脂などに影響を与えないため、医療器具や精密機器の滅菌に用いられる。
ざいしつ‐ふきゅうきん【材質腐朽菌】
⇒木材腐朽菌