きく‐にんぎょう【菊人形】
菊花で衣装部分をこしらえた人形。また、その見世物。主に歌舞伎の当たり狂言に題材をとる。《季 秋》「夜風たつ—のからにしき/蛇笏」
き‐ぐるみ【着包み】
1 着たままそっくり。着ている物を含めて全部。「命が惜しくば、—脱いで置いて行け」 2 演劇・映画・イベントの時などに、人間がその中に入って演技する動物やマスコットなどの衣装。縫いぐるみ。 [補...
き‐つけ【着付け】
1 衣服、特に和服をきちんと着ること。また、人にきちんと着せること。「—教室」 2 着なれていること。「—の羽織で出かける」 3 歌舞伎の衣装で、上着のこと。 4 能楽の衣装で、狩衣(かりぎぬ)...
キフヌ‐とう【キフヌ島】
《Kihnu》エストニア西部、バルト海のリガ湾に浮かぶ島。エストニアの伝統的な歌や踊り、民俗衣装、結婚式などの生活文化が色濃く残っており、2003年に「キフヌ島の文化空間」の名でユネスコの無形文...
きめこみ‐にんぎょう【木目込み人形】
木彫りの人形に金襴(きんらん)などの切れ地をはり、その端を彫った溝に埋め込んで衣装とした人形。江戸中期ごろから作られた。賀茂川人形。
キルト【kilt】
スコットランドの民族衣装で、男性が着用する格子縞のスカート。氏族固有の柄があり階級も表す。
きんきら‐きん
[形動]きらきらと派手に輝くさま。きらびやかに飾りたてるさま。「—な衣装」
きんぴか‐もの【金ぴか物】
歌舞伎で、大時代(おおじだい)な狂言の俗称。登場人物が金襴(きんらん)などの衣装をつけ、道具にも金襖(きんぶすま)などを用いるところからいう。
くだり【領/襲】
[接尾]助数詞。衣装や幕・蚊帳などを数えるのに用いる。そろい。「宮の御装束一—かづけ奉り給ふ」〈源・若菜下〉
クヌム‐しんでん【クヌム神殿】
《Temple of Khnum》 エジプト、ナイル川中流西岸の町エスナにある神殿。プトレマイオス朝時代から古代ローマ時代にかけて建造。牡羊の頭をもつ古代エジプトの創造神クヌムを祭る。19世紀...