だい【題】
[音]ダイ(呉) [学習漢字]3年 1 書物や作品の内容を表す名。巻頭につけた見出し。タイトル。「題字・題名/改題・外題(げだい)・内題・表題・副題・傍題・無題」 2 解答を求める問い。テーマ。...
だい‐ごう【題号】
書物などの題目。新聞の名称。表題。
だい‐じ【題字】
1 書物の表題の文字。 2 書物の巻頭や画幅・石碑の上部に書き記す文字。題辞の文字。
だい・する【題する】
[動サ変][文]だい・す[サ変] 1 題をつける。表題・題名とする。「『自画像』と—・した絵」 2 題字・題辞を書く。「彼らが—・せる一字一画は」〈漱石・倫敦塔〉
だいどころ【台所】
坂上弘の短編小説。平成9年(1997)、第24回川端康成文学賞を受賞。同作を表題作とする小説集は同年刊行で、「カラの海」「待つということ」など全9作品を収録。
だんじゅうろうせっぷくじけん【団十郎切腹事件】
戸板康二の短編推理小説。8代目市川団十郎の謎の自殺をモチーフとする。昭和34年(1959)に「宝石」誌に掲載され、同年、第42回直木賞を受賞。同作を表題作とする作品集は、昭和35年(1960)の...
だんまりいち【黙市】
津島佑子の短編小説。昭和57年(1982)「海」誌に発表。翌年、第10回川端康成文学賞受賞。同作を表題作とする小説集は昭和59年(1984)刊行で、ほかに「夢の道」「島」「石を割る」などを収める。
だんらん【団欒】
乃南アサの短編ホラー小説、および同作を表題作とする小説集。作品集は平成6年(1994)刊行。
ちきゅうかん【地球環】
堀晃による短編SF小説。昭和51年(1976)、雑誌「奇想天外」に発表。同作を表題作とする作品集は平成12年(2000)に、主に「情報サイボーグ」シリーズの短編作品をまとめた内容で刊行された。
ちちのぼうし【父の帽子】
森茉莉によるエッセイ、および同作を表題作とする処女エッセー集。父、森鴎外の思い出を綴る。昭和32年(1957)刊行。第5回日本エッセイストクラブ賞受賞。