ちょう‐じょう【重畳】
[名](スル) 1 幾重にも重なること。「峰巒—して長く飛騨、越中、越後の境に亘り」〈木下尚江・良人の自白〉 2 この上もなく満足なこと。大変喜ばしいこと。感動詞的にも用いる。頂上。「あすの喜...
つう‐かん【通観】
[名](スル)全体にわたってひととおり見渡すこと。「世界の情勢を—する」
てん‐ぼう【展望】
[名](スル) 1 遠くまで見渡すこと。また、そのながめ。見晴らし。「—がきく」「屋上から市街を—する」 2 社会の動き、人生の行く末などを見渡すこと。見通すこと。見通し。「将来に対する—がない...
とお‐み【遠見】
1 遠くを見渡すこと。遠くから見ること。「—のきく展望台」「—にはきれいに見える」 2 高い所にのぼって遠方を見張ること。また、その人。 3 歌舞伎の大道具で、遠景を描いた背景。 4 歌舞伎の演...
ながめ【眺め】
1 見渡すこと。遠くまで見ること。また、その風景。眺望。「—のきく場所」「—が良い」 2 物思いにふけりながら見ること。和歌では多く「長雨(ながめ)」と掛けて用いる。「花の色は移りにけりないたづ...
なが・める【眺める】
[動マ下一][文]なが・む[マ下二] 1 視野に入ってくるもの全体を見る。のんびりと遠くを見る。広く見渡す。「星を—・める」「田園風景を—・める」 2 じっと見つめる。感情をこめて、つくづくと見...
ハイ‐アイポイント【high eye point】
カメラ、双眼鏡、望遠鏡において、アイレリーフを長くしたもの。眼鏡などを装着したまま、視野全体を見渡すことができる。ロングアイレリーフ。
ばん‐りょく【万緑】
草木が見渡すかぎり緑であること。《季 夏》「—の中や吾子の歯生え初むる/草田男」 [補説]書名別項。→万緑
パノラマ【panorama】
1 見渡す限りの広々とした風景。全景。「眼下に広大な—が展開する」 2 半円形に湾曲した背景画などの前に立体的な模型を配し、照明によって広い実景を見ているような感じを与える装置。日本では、明治2...
ひつじがおか‐てんぼうだい【羊ヶ丘展望台】
北海道札幌市にある高台。札幌市街や石狩平野を見渡すことができる。敷地内にはクラークの銅像や結婚式場などがあり、観光地として知られる。さっぽろ羊ヶ丘展望台。