ひと‐かすみ【一霞】
[名]ひとすじの霞。また、一面の霞。「明石潟(あかしがた)おき行く舟もかつ消えて—なる波の上かな」〈夫木・二〉
[副] 1 程度が深まるさま。ひとしお。「今—心細うあはれにて」〈増鏡・久米の...
ひと‐め【一目】
1 一度だけ、または、ちょっとだけ見ること。「—見て気に入る」「—で正体を見破る」 2 一度に広い範囲を見渡すこと。「町が—で見渡せる」 3 目の中いっぱい。「涙を—受けて見おこせ給へる」〈源・須磨〉
ひと‐わたり【一渡り/一渉り】
1 一度全体にわたって、簡単に行うこと。副詞的にも用いる。ひととおり。「—は説明した」「会場を—見渡す」 2 一度。一遍。「なほ—はつらしと思はれ」〈源・東屋〉 3 音楽などを1回終わりまで奏す...
ピク‐パラディ【Pic Paradis】
西インド諸島東部、セントマーチン島にある山。同島の最高峰(標高424メートル)。フランス領のサンマルタン側に位置する。フランス語で「天国の頂」を意味する。登山道が整備され、頂上からは島全体を見渡...
ぼう【望】
[音]ボウ(バウ)(漢) モウ(マウ)(呉) [訓]のぞむ もち [学習漢字]4年 〈ボウ〉 1 遠方を見渡す。「望遠・望郷・望見・望楼/一望・遠望・観望・仰望・眺望・展望」 2 まちのぞむ。...
ぼう‐ろう【望楼】
遠くを見渡すためのやぐら。
まん‐ぼう【満眸】
見渡すかぎり。満目。「—の秋色蕭条(しょうじょう)として」〈二葉亭・浮雲〉
まんもく‐しょうじょう【満目蕭条】
見渡すかぎりもの寂しいようす。
み‐はらし【見晴(ら)し】
1 広く遠くまで見渡すこと。また、その景色。眺望(ちょうぼう)。「霧もなく—がきく」「山頂からの—がいい」 2 「見晴らし台」に同じ。
みはらし‐だい【見晴(ら)し台】
景色を見渡すために高所に作った台。展望台。みはらし。