し‐かん【止観】
1 天台宗で、禅定(ぜんじょう)により心の動揺を払って一つの対象に集中し、正しい智慧を起こして仏法を会得すること。 2 天台宗の異称。 3 「摩訶(まか)止観」の略。
しせい‐かん【死生観】
生きることと死ぬことについて、判断や行為の基盤となる考え方。生と死に対する見方。
しもん‐ゆうかん【四門遊観】
釈迦(しゃか)が太子だったとき、王城の東西南北の4門から出遊して四つの出来事を見て出家の決意をしたこと。東門を出てつえにすがる老人を見て、生あれば老あるを悟り、西門を出て病人に会い、生あれば病あ...
しゅうしゅ‐ぼうかん【袖手傍観】
[名](スル)ある事態を目にしながら、成り行きに任せて眺めていること。拱手(きょうしゅ)傍観。
しゅうまつ‐かん【終末観】
⇒終末論
しゅ‐かん【主観】
《subject》 1 ラテン語のsubjectum(下に置かれたもの)に由来し、スコラ哲学以来、18世紀ごろまでは性質・状態・作用を担う基体を意味した。近世以後は認識し行為する人間存在の中心で...
しんごん‐しかん【真言止観】
真言密教の行法(ぎょうほう)と、天台顕教の観法。真言密教と天台顕教。
じ‐かん【寺観】
1 《「観」は道士の住む建物の意》僧の住する寺と、道士の住する観。 2 寺院。堂塔。
じゅうようぶんかてき‐けいかん【重要文化的景観】
文化的景観の中でも特に重要であるとして、国が選定する文化財。文化財保護法に基づいて選定・保護され、景観に変化を及ぼす行為については文化庁に届け出なければならない。 [補説]選定地一覧(72件、令...
じゅん‐かん【順観】
十二縁起や四諦(したい)の法などを、順序に従って観ずること。