絶景(ぜっけい)かな絶景(ぜっけい)かな
歌舞伎狂言「楼門五三桐(さんもんごさんのきり)」で、大盗賊石川五右衛門が南禅寺の山門の上から満開の桜をめでて言うせりふ。あとに「春の眺めは価(あたい)千金とは小せえ小せえ。この五右衛門には価万両...
ぜったい‐けいご【絶対敬語】
ある人物に、人称や場面にかかわらず常に一定の表現を用いる敬語の使い方。上代における神や天皇などの自尊敬語はその典型。現代では、公的な場では「父が〜と申しております」のように言うが、昭和の初めのこ...
ぜひ‐な・い【是非無い】
[形][文]ぜひな・し[ク] 1 当否や善悪の判断にかかわらない。しかたがない。やむを得ない。「—・く中断する」 2 しゃにむに事を行うさま。「かくいふ夫を、逃げてくだるぞと心得て—・くしかりて...
ぜん‐ぜん【前前】
[名]以前。かつて。「—より、ふとお見上げ申したものの言うのでは」〈鏡花・眉かくしの霊〉
[語素]日時・年月や配列・序列を示す語の上に付いて複合語をつくり、その前の前である意を表す。先々(せ...
そ‐う【左右】
1 左と右。また、かたわら。さゆう。「—の手」「識(さと)り難くして、—を顧みる」〈今昔・九・二七〉 2 左か右に落ち着くこと。決着。また、その成り行き。「吉(きっ)—」「軍(いくさ)の—を待つ...
そう【然う】
《「さ(然)」の音変化》 [副] 1 そのように。「私も—思う」 2 (あとに打消しの語を伴って)それほど。そんなに。「—大きくない」
[感] 1 相手の言うことに肯定・同意するときに用いる...
そう‐ご【壮語】
[名](スル)意気の盛んなことを言うこと。えらそうに大きなことを言うこと。また、その言葉。壮言。「酒の勢いで—する」「大言—」
そうしき‐ぶっきょう【葬式仏教】
葬儀・法事などを形式的に執り行うのみで、人々の救済や真理の追究など、宗教本来の目的を失ってしまったとして、現代の仏教界を批判して言う語。
そう‐そう【然う然う】
[副](あとに打消しの語や反語を伴って)そんなに。それほどに。「—遊んではいられない」「—うまいぐあいにいくものか」
[感] 1 忘れていたことをふと思い出したときに用いる語。「—、君に言う...
そ‐がい
[形動](主に関西地方で)そのよう。そんなふう。「—なことは言うな」「—にせいでもよい」