て‐もり【手盛(り)】
1 自分自身で食べ物を食器に盛ること。「—の飯」 2 自分勝手に自己の利益を図ること。→御手盛(おても)り「郎中の官でありつる春と云ふ者を、—に丞相にないたほどに」〈史記抄・淮南衡山伝〉 3 計...
手盛(ても)りを食(く)・う
自分の計略に自らはまる。
のせ‐か・ける【乗せ掛ける/載せ掛ける】
[動カ下一][文]のせか・く[カ下二] 1 のせはじめる。のせようとする。「体重を—・けて途中でやめる」 2 計略にのせるようにする。また、おだてる。「軽薄ぬらくら、口に鰻の油とろりと—・くれば...
のせ‐ごと【乗せ事/載せ事】
人をだまして計略にかけること。「かれは—よ、これはそだてなるよ」〈色道大鏡・五〉
の・せる【乗せる/載せる】
[動サ下一][文]の・す[サ下二] 1 物の上に置く。「荷物を網棚に—・せる」「子供をひざに—・せてあやす」 2 乗り物の上、または中に人や物を置く。「客を—・せたタクシー」「トラックに引っ越し...
はかり‐ごと【謀】
《「計り事」の意。古くは「はかりこと」》物事がうまくゆくように、前もって考えた手段・方法・計画。また、計略。もくろみ。「—をめぐらす」「—を練る」「—は密なるを良しとす」
謀(はかりごと)は密(みつ)なるを良(よ)しとす
計略は秘密にしなければ成功しない。はかりごとは密なるをもって良しとす。
はまり【塡まり/嵌まり】
1 はまること。ぴったりおさまること。また、あてはまること。「ほぞの—がよくない」「—ぐあい」 2 分別をなくして失敗すること。特に、女性の色香に迷って失敗すること。また、そのための失費。「女郎...
はま・る【塡まる/嵌まる】
[動ラ五(四)] 1 穴の部分にぴったりとはいる。うまくはいっておさまる。「栓が—・る」「ボタンが—・る」「型に—・る」 2 うまくあてはまる。「条件に—・る」「役に—・る」 3 くぼんだ場所な...
はめ‐こ・む【塡め込む/嵌め込む】
[動マ五(四)] 1 はめて入れ込む。はめ入れる。「ダイヤを—・んだブローチ」「型に—・む」 2 計略にかけて、おとし入れる。だます。「うまく—・んで売りつける」