げんだいせいじしゃかいししゅう【現代政治社会詩集】
《原題、(ドイツ)Neuere politische und soziale Gedichte》フライリヒラートの詩集。1849年に第1部、1851年に第2部を刊行。
こうじちゅうじょこうせよ【工事中、徐行せよ】
《原題、(フランス)Ralentir travaux》ブルトン・エリュアール・シャールの共著による詩集「仕事を遅らせる」の別邦題。
こうとう‐は【高踏派】
《(フランス)Parnassiens》19世紀後半のフランスの詩人の一派。ロマン派の主情的な詩風に対し、実証主義の影響下に、客観的・絵画的な詩格と形式上の技巧を重んじた。ルコント=ド=リール・ゴ...
こうはい【荒廃】
《原題、(スペイン)Desolación》ミストラルの第一詩集。1922年刊。1914年に発表され国民詩歌賞を受賞した処女作「死のソネット」を収める。別邦題「寂寥」。
こうれん‐たい【香奩体】
《「香奩」は化粧道具を収める箱》漢詩で、女性の姿態や男女の恋愛感情などを写した艶麗な詩体。唐の韓偓(かんあく)の詩集「香奩集」に代表される。
こえんのしょ【故園の書】
吉田一穂の第2詩集。昭和5年(1930)刊行。
こがねむし【こがね虫】
金子光晴の詩集。大正12年(1923)刊。大正8年(1919)年から翌年にかけて英国・ベルギーを放浪した際の作品を推敲したもの。高踏派的な象徴詩で注目を浴びた。
こきょう【故郷】
《原題、(ドイツ)Heimat》ズーダーマンの戯曲。1893年の作。主人公のマグダは、「人形の家」の主人公ノラと並び、19世紀末の「目覚めた女性」の象徴とされる。 魯迅の短編小説。1921年...
こきょうのみずへのメッセージ【故郷の水へのメッセージ】
大岡信の詩集。平成元年(1989)刊。第7回現代詩花椿(はなつばき)賞受賞。
こくいせいぼ【黒衣聖母】
日夏耿之介の第2詩集。大正10年(1921)刊。