ご‐しん【誤審】
[名](スル)競技や裁判などで、審判・判定を誤ること。また、その審判。
ご‐しん【誤診】
[名](スル)医師が診断を誤ること。また、その診断。「—して手当てが遅れる」
さじ‐かげん【匙加減】
1 さじに物を盛る加減。特に、薬を調合するときの分量の加減。 2 料理の味つけの程度・ぐあい。「ちょうどよい—」 3 手加減。手ごころ。「上役の—ひとつでどうにでもなる」「—を誤る」
三五(さんご)の十八(じゅうはち)
《3と5の積は15であるのを、18と誤る意から》計算や見込みを誤ること。「若き人には—、ばらりと違ふ事数々なり」〈浮・胸算用・一〉
しっ‐けい【失計】
計画や処置を誤ること。失策。
しっ‐せい【失政】
政治のやり方を誤ること。また、間違った政治。「—を重ねる」
釈迦(しゃか)にも経(きょう)の読(よ)み違(ちが)い
《仏教の開祖である釈迦牟尼(しゃかむに)でも時には経を読み誤るの意》どんなにすぐれた人でも、失敗することはあるというたとえ。弘法(こうぼう)にも筆の誤り。河童の川流れ。
しゅう‐ごう【秋毫】
《秋に抜け替わった、獣のきわめて細い毛の意から》きわめて小さいこと。微細なこと。わずかなこと。いささか。「—も誤ることがない」「—の微に至るまでも原品と差(たが)うことなく摸さんと」〈露伴・風流魔〉
地獄(じごく)は壁一重(かべひとえ)
人間は一歩踏み誤ると罪悪を犯すようになるというたとえ。
じょうきょう‐はんだん【状況判断】
状況を把握すること。また、それに基づいてどう対処したらよいか判断すること。「—を誤る」