なん‐どく【難読】
漢字の読み方がむずかしいこと。「—語」「—地名」
はん‐どく【範読】
[名](スル)教師が読み方の手本として生徒に読んで聞かせること。「詩を—する」
ばん‐ざい【万歳】
[名](スル)《古くは「ばんぜい」。「ばんざい」は近代以降の読み方》 1 祝いや喜びの気持ちを込めて
を唱えること。多く、威勢よく両手を上げる動作を伴う。また、その動作のこともいう。「—を三唱...
ひだり‐がな【左仮名】
漢字の左側につける振り仮名。右に読み方、左に意味を示すことが多い。
ひゃくしょう‐よみ【百姓読み】
漢字を旁(つくり)や偏(へん)の音から勝手に類推して我流に読むこと。また、その読み方。「絢爛(けんらん)」を「じゅんらん」、「懶惰(らんだ)」を「らいだ」と読む類。
ふり‐がな【振(り)仮名】
漢字のかたわらに付けて、その読み方を示す仮名。ルビ。付け仮名。
ぼうず‐よみ【坊主読み】
僧侶が経を読むような調子で、意味のわからないまま文字だけを読むこと。また、その読み方。
もんぜん‐よみ【文選読み】
漢文訓読における読み方の一。同一の漢字・漢語をまず音読し、さらに重ねて訓読する方法。「細細腰支」を「さいさいとほそやかなるようしのこし」と読む類。「文選」を読むのに多用されたところからいう。
ゆうそく‐よみ【有職読み】
中世の歌学で、歌人の名を音で読むこと。またはその読み方。藤原俊成(としなり)を「しゅんぜい」、藤原定家(さだいえ)を「ていか」と読むなど。また、近代にそれをまねて有名人の名を音読すること。伊藤博...
よみ【読み】
1 文字・文章を読むこと。読む方法。「—、書き、そろばん」「斜め—」 2 (「訓み」とも書く)漢字・漢文に国語の読み方をあてること。訓。 3 人の心中や物事の成り行きを深く見通すこと。「—が深い...