いっぱん‐か【一般化】
[名](スル) 1 広く行き渡ること。また、全体に通用させること。「週休二日制が—する」 2 論理学で、さまざまな事物に共通する性質を抽象し、一つの概念にまとめること。概括。普遍化。
いみ‐ろん【意味論】
1 言語学で、言語のもつ意味の構造、歴史的な変化などを研究する部門。意義学。 2 記号論の一分野。言語表現とその指示する事態との関係に関する一般理論を扱う。狭義には論理計算の式の意味や解釈につい...
いん【因】
1 物事の原因。もと。「失敗の—をなす」 2 仏語。直接の原因。⇔果。 3 古代インドの論理学で、論証しようとする命題(宗)の理由を述べる部分。
いんが‐せい【因果性】
現象はすべて原因から生じる結果とみる場合に成立する両者の関係。事実間に成立する実在的なものと、命題間の理由と帰結という論理的なものとがある。因果関係。原因性。→結果 →原因
インクルーシブ‐オア【inclusive OR】
《inclusiveは、包含した、含んだ、の意》⇒包含的論理和
イントネーション【intonation】
言葉を話すとき、息の切れ目ごとに現れる上がり下がりの調子。疑問・断言などを表現する際の論理的音調と、発話者の感情の起伏などを表す感情的音調とがある。語調。
インバーター【inverter】
1 直流電力を交流電力に変換する装置。逆変換装置。→コンバーター 2 コンピューターの論理回路の一。入力情報を論理的に否定する操作を行う電子回路。
いん‐みょう【因明】
《(梵)hetu-vidyāの訳》古代インドの論理学。五明(ごみょう)の一。物事の正邪・真偽を論証する法。宗(しゅう)(命題)・因(立論の根拠)・喩(ゆ)(例証)の三段からなる論式。
ウィーン‐がくだん【ウィーン学団】
1920年代後半に哲学者シュリックを中心としてウィーンで結成された、主に社会科学者・自然科学者などの一団。形而上学の解消や哲学の科学化を目ざし、実証主義と記号論理学を結びつけ論理実証主義の進展に...
えいえん‐の‐しんり【永遠の真理】
1 時間や空間を超越して、いつでもどこでも変化することのない真理。 2 《(ドイツ)ewige Wahrheit》それを否定すれば矛盾を生じて成立不可能な、論理的必然性をもつ真理。ライプニッツが...