な‐のり【名乗り/名告り】
1 自分の名前をはっきりと言うこと。また、その名前。「互いに—をする」 2 武士が戦場などで自分の氏名・家柄・身分などを声高に告げること。 3 公家・武家の男子が元服するとき、幼名や通称に代えて...
に‐しろ
[連語]《格助詞「に」+サ変動詞「する」の命令形「しろ」》 1 仮定または確定の事柄を示し、あとにそれに逆らう事柄を判断的に述べる意を表す。…にしても。「失敗する—やるだけのことはやる」 2 例...
のうどう‐たい【能動態】
文法で、ある動作・作用について述べるとき、その動作・作用の主体を主語に立てた場合に、その述語の動詞がとる形式。能相。⇔受動態。
のぞ・む【臨む】
[動マ五(四)]《「望む」と同語源》 1 風景・場所などを目の前にする。向かい対する。面する。「海に—・んだ部屋」 2 ある事態が起こるようなところに身を置く。そういう時に当たる。出あう。直面す...
のば・う【述ばふ】
[動ハ下二]述べる。語る。「いかにして思ふ心を—・へまし」〈古今・雑体〉
のべ‐た・てる【述べ立てる】
[動タ下一][文]のべた・つ[タ下二]あれこれと盛んに述べる。しきりに述べる。「よどみなくプランを—・てる」
述(の)べて作(つく)らず
《「論語」述而から》古人の言動を伝え、述べるだけで、作り話はしない。天下の道理は、古人の論説中にすべて包含されているという意。孔子が学問に対する自分の態度を語った言葉。
の・る【宣る/告る】
[動ラ四]告げ知らせる。述べる。口に出して言う。「若(も)し海中(わたなか)を渡る時、な惶畏(かしこ)ませまつりそと—・りて」〈記・上〉 [補説]本来は、神や天皇が重大な事実を宣言する、また、み...
の‐わき【野分き】
《野の草を風が強く吹き分ける意》秋から冬にかけて吹く暴風。特に、二百十日・二百二十日前後に吹く台風。のわきのかぜ。のわけ。《季 秋》「吹きとばす石は浅間の—かな/芭蕉」 源氏物語第28巻の巻...
はい‐が【拝賀】
[名](スル) 1 目上の人にお祝いの言葉を述べること。《季 新年》 2 任官・叙位などのとき、朝廷・神仏などに礼を申し述べること。